門司は北九州市の一部で、1889(明治22)年の開港以来、海外貿易の要として栄えた港町です。築港会社が設立されて特別輸出港に指定され、1891(明治24)年に九州鉄道が門司港を起点に開通すると、筑豊炭田からの石炭の輸出港、北九州工業地帯を背景とした大陸貿易の基地として、急速に発展しました。一帯には商社のビルなどが次々と建てられ、飲食店なども集まり、モダンな文化が栄え、その面影が「門司港レトロ」として残されています。
観光後は電車や船で本州に渡るのもよいでしょう。

門司は北九州市の一部で、1889(明治22)年の開港以来、海外貿易の要として栄えた港町です。その一帯には商社のビルなどが次々と建てられ、飲食店なども集まり、モダンな文化が栄えました。その面影が「門司港レトロ」として残されています。
観光後は電車や船で本州に渡るのもよいでしょう。

▼地図は一番下にあります。

★料金・時間・休日などについては変更されることがあります。必ず公式HPまたは自治体のサイトで確認してください。
★入場・入館時間は、多くの場合、終了30分前までです。
★アクセス方法については、比較的わかりやすいものを掲載しています。ほかにもルートがある場合があります。

門司港レトロの散策

JR門司港駅

JR門司港駅1913(大正2)年、ローマのテルミネ駅を模して建設された、木造2階建ての建物です。フレンチ・ルネサンス様式の駅舎には、大理石とタイル張りの洗面所や青銅製の手水鉢なども残されています。
九州最古の駅として歴史的な価値が高く、1988(昭和63)年には駅舎としては全国で初めて国の重要文化財に指定されました。門司観光の出発点として、にぎわっています。

【アクセス】博多から:JRの快速で約1時間35分。快速の直通がないときは小倉駅まで快速列車で行き、普通列車に乗り換える。
【TEL】093-321-8843
【住所】福岡県北九州市門司区西海岸1-5-31
【料金・時間】見学自由

旧門司三井倶楽部

旧門司三井倶楽部三井物産の社交場として、1921(大正10)年に建てられた木造2階建ての建物で、柱や梁が露出したハーフティンバー様式となっています。物理学者アインシュタインが宿泊したこともあり、その部屋は今も残されています。
現在、1階はレストランやイベント会場となっており、名物の焼きカレーも楽しめます。2階ではアインシュタインや、門司出身で『放浪記』で知られる作家、林芙美子に関する資料を展示しています。

【アクセス】JR「門司港」駅から150m。
【TEL】093-321-4151
【住所】福岡県北九州市門司区港町7-1
【料金】2階のみ有料(大人100円、小中学生50円)
【時間】9 : 00〜17 : 00
【休日】年中無休
【HP】旧門司三井倶楽部

旧大阪商船

旧大阪商船大阪商船の門司支店として1917(大正6)年に建設され、大陸航路の待合所として使用されていた建物です。建物全体にオレンジ色のタイルと白い石の帯が美しく施され、西洋風の八角形の塔は門司港周辺で最も高い建物で、灯台としても役立っていました。
現在、1階は海峡ロマンホール、2階は「わたせせいぞうと海のギャラリー」などのアートスペースとなっています。

【アクセス】JR「門司港」駅から300m。
【TEL】 093-321-4151
【住所】福岡県北九州市門司区港町7-18
【料金】無料/わたせせいぞうギャラリーのみ有料で、大人100円、子ども50円。
【時間】9 : 00〜17 : 00
【休日】年中無休
【HP】旧大阪商船

旧門司税関

旧門司税関門司税関として、1912(明治45)年に建てられ、昭和時代初期まで使用されていた建物です。1994(平成6)年に赤レンガを使って復元されました。
1階には休憩室や喫茶ルームがあり、2階はギャラリーと関門海峡や門司港レトロを一望できる展望室となっています。観光情報コーナーも併設されています。

【アクセス】JR「門司港」駅から600m。
【TEL】093-321-4151
【住所】福岡県北九州市門司区東港町1-24
【料金】無料
【時間】9 : 00〜17 : 00
【休日】年中無休
【HP】旧門司税関

国際友好記念図書館

国際友好記念図書館北九州市と中国の大連市は国際航路で結ばれていた歴史があり、ロシア帝国が1902年に建設した東清鉄道汽船会社事務所を複製し、友好都市締結15周年を記念して開設されたのが、国際友好記念図書館です。
1階は中華レストラン、2階は中国や東アジアに関する図書館、3階は旧満州関連の資料展示室になっています。

【アクセス】JR「門司港」駅から600m。
【TEL】093-331-5446
【住所】福岡県北九州市門司区東港町1−12
【料金】無料
【時間】9:30〜18:00
【休日】年中無休(図書館は月曜日と年末年始が休み。月曜が祝日の場合は翌日休み。その他、臨時休館日あり。)
【HP】国際友好記念図書館

出光美術館

出光美術館出光興産の創業者である出光佐三氏が収集した書画や陶磁器を中心に、数多くの美術品を展示しています。出光史料館が併設されています。

【アクセス】
◎JR「門司港」駅から600m。
◎JR「門司港」駅近くの門司港レトロ観光線「九州鉄道記念館」駅から「出光美術館」駅まで約2分。下車、100m。
【TEL】093-332-0251
【住所】福岡県北九州市門司区東港町2-3
【料金】一般600円、高校生・大学生400円、中学生以下無料(保護者の同伴が必要)。
【時間】10 : 00〜17 : 00(入館は16:30まで)
【休日】月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始および展示替期間
【HP】出光美術館(門司)

九州鉄道記念館

写真出典 wikipedia「九州鉄道記念館」

九州鉄道記念館1891(明治24)年に建てられた旧九州鉄道会社の建物を利用した鉄道のテーマパークです。屋外には機関車が置かれ、館内には鉄道模型や鉄道に関する資料が展示されています。
2007(平成19)年には、近代化産業遺産に認定されました。

【アクセス】
◎JR「門司港」駅から500m。
◎門司港レトロ観光線「九州鉄道記念館」駅から350m。
※出光美術館方面からは、「出光美術館」駅から乗ると便利。
【TEL】093-322-1006
【住所】 福岡県北九州市 門司区清滝2-3-29
【料金】大人300円、中学生以下150円。ミニ列車乗車300円。
【時間】9 : 00〜17 : 00(入館は16:30まで)
【休日】第2水曜日。7月は第2水・木曜日。(8月は除く。祝日の場合は翌日休み)
【HP】九州鉄道記念館

門司港をクルージングで遊ぶ

門司港レトロクルーズ

門司港レトロクルーズ九州と本州をつなぐ関門海峡の景色を海上から楽しむことができます。日暮れからはサンセットクルーズやナイトクルーズもあり、夕景や夜景がきれいです。毎日運行する「門司港レトロクルーズ」のほか、土曜日の午後1回だけの「関門海峡クルージング」もあります。

【アクセス】JR「門司港」駅から250m。門司港レトロ内桟橋から乗船。
※下記の「巌流島」とは、少し場所が違うので注意。
【TEL】093-331-0222(関門汽船 門司営業所)
【住所】北九州市門司区西海岸1-4-1
【料金】大人800円、子ども400円
【時間】デイクルーズは11:00から(土日は10:00から)、ナイトクルーズは日没から。
【休日】荒天時など。
【HP】関門汽船

巌流島

写真出典 巌流島連絡船(関門汽船)

巌流島宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地で有名な巌流島は、関門海峡に位置しています。本来の名称は船島と言いますが、佐々木小次郎が「巌流」と号したことから、巌流島の名前で知られるようになりました。平らな地形の小島なので、歩くのに無理はありません。歴史に名を残す剣客の死闘の跡をしのぶことができます。

【アクセス】JR「門司港」駅から250m。門司港桟橋(マリンゲート門司)から乗船。
※上記の「門司港レトロクルーズ」とは、少し場所が違うので注意。なお、下関へ渡る船も、マリンゲート門司から出航。
【TEL】093-331-0222(関門汽船 門司営業所)
【住所】山口県下関市大字彦島字船島
【料金】大人800円、子ども400円
【時間】9時台〜17時台の間に、2時間に3本ほど船が出る。
【休日】荒天時など。
【HP】巌流島連絡船(関門汽船)

関門海峡の歴史と自然を楽しむ

和布刈(めかり)神社

和布刈神社和布刈岬突端に位置し、関門海峡の守護神として人々の信仰を集めてきた神社です。太古の昔、神功皇后が三韓を征討したあと、仲哀天皇によって創建されたと伝えられています。
歴史上、足利尊氏、大内義弘などによって社殿の修復が行われ、1767(明和4)年、小倉藩主の小笠原忠聡によって再建された建物が、現在も残っています。
すぐ先の海は源氏と平家の最後の合戦が行われた壇ノ浦で、高浜虚子が詠んだ「夏潮の 今退く平家に 亡ぶる時も」という句碑が立っています。

【アクセス】
◎門司港レトロ観光線「関門海峡めかり駅」駅から500m。
◎門司港駅前から西鉄バスに乗り、「和布刈神社前」下車、100m。
【TEL】093-321-0749
【住所】福岡県北九州市門司区大字門司3492
【料金・時間・休日】拝観自由
【HP】和布刈神社

部埼(へさき)灯台

写真出典 wikipedia「部埼灯台」

部埼灯台海峡という場所がら、古くから海難事故が多く発生してきたのを受けて、1872(明治5)年に建てられた灯台です。周防灘(すおうなだ)に面した部埼に位置し、九州で3番目、全国でも13番目という古い歴史があります。
また、古くは江戸時代の天保年間(1830〜44)に清墟という僧が托鉢によって得たお金で薪と油を買って火を焚き始め、1850(嘉永3)年に亡くなるまで、明かりを照らし続けたというエピソードも伝えられています。

【アクセス】車が便利です。
【TEL】093-321-1481(門司海上保安部 交通課)
【住所】福岡県北九州市門司区白野江
【料金・時間・休日】見学自由
【HP】部埼灯台(海上保安庁)

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JR門司港駅  旧門司三井倶楽部  旧大阪商船  旧門司税関  国際友好記念図書館  出光美術館  九州鉄道記念館  門司港内桟橋(門司港レトロクルーズの出航点)  マリンゲート門司(巌流島や下関へ渡る船の出航点)  巌流島  和布刈神社  部埼灯台  

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