網走はオホーツク海に面し、網走国定公園の中心都市であるとともに、阿寒国立公園の北の出入り口ともなっています。明治時代、重罪犯を多数収容し、開拓の労働力とした網走刑務所があったことで、よく知られています。海岸周辺には寂しげな雰囲気の湖沼が多く、いかにも「北の最果てに来た」という気分が味わえます。花畑も見られます。

網走の観光ポイントをめぐる

博物館網走監獄

博物館網走監獄明治時代、政治犯や国事犯を収容し、開墾の労働力とするために使われた網走刑務所の旧獄舎を高台に移築し、博物館としたものです。昔の時代の人にとって、網走刑務所行きというのは、荒涼とした北の果てに追いやられる感覚があったと思われます。しかし、厳しい警戒をかいくぐって脱獄に成功した者もおり、明治時代、6回も脱獄した西川寅吉や、戦前戦後を通じで4つの施設を抜け出た白鳥由栄(よしえ)などが記録に残されています。鉄格子の留めネジにみそ汁をかけ続けて、塩気で腐食させて鉄枠を外したり、支柱の丸太を地中から抜いて、塀を乗り越える道具に使ったりした白鳥由栄の脱獄方法は、小説や映画などでも紹介され、その脱獄のようすは「五翼放射状平屋舎房」の天窓近くの人形としてリアルに再現されています。なお、網走刑務所は今でもありますが、昔のように政治犯や国事犯を収容しているわけではありません。

【アクセス】JR網走駅から4km。
【TEL】0152-45-2411
【住所】北海道網走市字呼人1-1
【時間】
4月〜10月 8:00〜18:00
11月〜3月 9:00〜17:00
【休】年中無休
【HP】博物館網走監獄

サロマ湖

サロマ湖サロマ湖はオホーツク海に面した、日本で3番目に大きな海跡湖です。海跡湖とはもともと海だったところが何らかの原因で海と仕切られたもので、サロマ湖の場合は砂州が細長く発達し、オホーツク海とは小さな口でつながっているだけとなっています。深度は浅く、最も深いところでも20mくらいしかありません。荒涼とした感じの湖沼ですが、北の最果ての雰囲気が濃厚です。秋には、サンゴ草がきれいに赤く色づきます。

【アクセス】
◎車が便利です。JR網走駅から網走湖と能取湖を経由して、54km。
◎能取湖からサロマ湖までは最短部分で18km。

能取(のとろ)湖

能取湖網走市の北西部に位置する海跡湖です。北岸の砂州の間に開いた小さな口でオホーツク海とつながっており、カレイの仲間のような海水魚と、アメマスやウグイなどの淡水魚が同居しています。日本一のサンゴ草の大群生地であり、毎年、秋になるとが真っ赤に色づきます。見頃の時期は例年、9月下旬から10月中旬くらいです。また、9月第2土曜日・日曜日には、「能取湖さんご草まつり」が開催され、ホタテ貝やツブ貝の即売会なども行われます。
秋から冬にかけては風と波によって運ばれる土砂によって海と湖をつなぐ口がふさがれてしまうため、春になると漁業に従事している人たちによって、「砂切り」が行われます。近くに海に突き出した能取岬があり、灯台が立っています。灯台下の岩場では、アザラシが見られることもあります。

【アクセス】JR網走駅から12.6km。

網走湖

網走湖網走湖は網走市の西南部に位置します。サロマ湖や能取湖と同じように海岸砂丘の発達により海から分離された海跡湖です。網走川と女満別川が流れこみ、網走川によってオホーツク海とつながっています。ふだんは淡水ですが、秋から冬にかけて北風が吹くと海水が入ります。冬には氷の上に穴を開けて、ワカサギ釣りが行われます。湖畔には水芭蕉の大群落があり、4月から5月にかけて、白い筒状の花を咲かせます。周辺にはホテルや旅館も集まっています。

【アクセス】◎車・バイクが便利です。JR網走駅から4km。
◎JR呼人駅から2km(ミズバショウ大群落)。
◎JR女満別駅から200m。

小清水原生花園

小清水原生花園網走市と小清水町にまたがる濤沸(とうふつ)湖のほとりに広がる原生植物のお花畑です。お花畑の間には散策路が設けられ、夏期の花の季節には、その美しさをたっぷりと楽しむことができます。

【アクセス】◎車・バイクが便利です。JR網走駅から18km。
◎JR原生花園駅からすぐ。列車の運行は季節限定。
JR北海道「原生花園駅」
◎JR網走駅からバスもあります。

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博物館網走監獄  サロマ湖  能取湖  網走湖  小清水原生花園

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