旭川は北海道では札幌に次ぐ大きな都市で、道北から道央にかけての経済・商業の中心地となっています。駅前からは歩行者天国の平和通買物公園が800mほど続いて、企業の入ったビルや飲食店などが並んでいます。ただし、都会的な札幌に比べると、地方都市の雰囲気は濃いでしょう。
駅周辺の道は、道が碁盤の目のように縦横に通って、初めて訪れた観光客にもわかりやすいものとなっています。1890(明治23)年から屯田兵により開拓された際、そのように設計されたためです。
北海道を旅する人にとって、旭川は古くから大雪山の層雲峡へ向かう拠点となっていましたが、近年はすっかり旭山動物園のある街として親しまれています。また、道央・道北・道東を結ぶターミナルとしても機能しています。

【旭川への行き方】

◎東京の羽田空港、名古屋の中部空港からは空路が便利です。空路は上海、台北との間も結んでいます。旭川空港からJR旭川駅までは、バスで約35分です。
◎JR札幌からJR旭川までは特急で約1時間30分です。

動物たちの「リアル」を再現した動物園

旭山動物園

旭山動物園のアザラシ旭山動物園全景旭川市旭山動物園は、旭川市の中心部から東に約10kmの旭山にある動物園です。飼育している動物の生態展示でよく知られています。その楽しさは「百聞は一見に如かず」。ガラスの筒の中にぬーっと現れて通り過ぎるアザラシ、地上のヨチヨチ歩きからは想像もつかない速さで飛ぶように泳ぐペンギン、はるか高いところを平気な顔で空中散歩するオランウータン、間近で見るシロクマやサルなどなど…。一般の動物園の展示に慣れた人の目で見ると意外な動物の姿なのですが、実は動物たちにとってはごく普通のことなのが、面白さの秘訣です。

たとえばオランウータンにとって地上16mの高いところをブラリブラリとわたるのは、ボルネオのジャングルに棲む彼らにとって、木の上で暮らしていくのに当たり前の行動をとっているに過ぎません。そうやって木の実を採り、子どもを育てているのです。つまり動物たちの「リアル」を人間の目に引き寄せたのが、旭山動物園だと言えます。
旭山動物園というところは、なにしろ冬季でも多くの人が集まるほど。この驚きは、ご自分の目で確かめるのが一番です。

【シロクマ】

泳ぐシロクマ

泳ぐシロクマ

窓越しに陸上と水中のシロクマのようすを見ることができます。水中の丸いものはボールです。

blank シロクマのカプセル

強化ガラスのドーム

ドームから頭を出してシロクマを見るのは、シロクマから見るとアザラシが氷の穴から出てくるのと同じです。

ドームからの風景

ドームからの風景

シロクマが寝ています。襲ってきてくれたら、面白いのに…。

【オランウータン】

オランウータンのタワー

オランウータンのタワー

ふたつの敷地にタワーが立ち、上空でつながれています。

blank オランウータンの綱渡り

オランウータンの綱渡り

落ちないかハラハラしますけど、彼らにとっては何と言うこともない高さなのでしょう。

冬オスのオランウータン

オスのオランウータン

オスは無精者なのか、悠然と構えていました。

【ペンギン】

ペンギン

陸上のペンギン

フツーに歩いています。かわいいです。

水中の道

水中の道

旭山動物園には、水中からペンギンたちを見るための道があります。

飛ぶペンギン

飛ぶペンギン

水中の道から見上げると、ペンギンが空を飛んでいるように見えます。驚くほどの速さです。

泳ぐペンギン

泳ぐペンギン

スイスイと泳いでいきます。

【ニホンザル】

猿の住まい

サル舎

サルたちが自由に遊べるように設計されています。

餌箱

エサ箱

賢いサルは自分でエサ箱からエサを取って食べます。

サルたち

サルたち

上から見ると、サルたちが地面をガサゴソやっています。ドングリでもあるのかもしれません。

ハチミツをなめるサル

ハチミツをなめるサル

決まった時間になると窓にハチミツが塗られます。サルたちが飛びついてきます。

【いろいろな動物たち】

トラ

トラ

カピパラ

カピパラ

エゾジカ

エゾジカ

ゾウ

ゾウ

ヒグマ

ヒグマ

ユキヒョウ

ユキヒョウ

キタキツネ

キタキツネ

フラミンゴ

フラミンゴ

【アクセス】
◎JR旭川駅東口バスターミナル6番乗り場からバスに乗り、「旭山動物園」で下車。
◎旭川空港からバスに乗り、「旭山動物園」で下車(本数はわずかです)。
◎車が便利です。JR旭川から10.5km。
【開館時期・時間】
◎4月末〜11月初め 9:30〜16:15(入園締め切り)
◎11月下旬〜4月初め 10:30〜15:00(入園締め切り)
【休み】
◎11月初め〜11月中旬
◎4月初め〜4月末
◎年末年始
※詳しくは公式ホームページでご確認ください。
旭山動物園

美しい旭川の自然

神居古潭(カムイコタン)

神居古潭神居古潭は石狩川が上川盆地から石狩平野に流れるあたりに形成された渓谷で、旭川市の西部に位置します。水の流れが断崖を侵食してできた奇岩が続き、秋には紅葉も美しい、旭川市を代表する景勝地となっています。

神居古潭の名はアイヌ語の「神の住む集落」に由来しています。アイヌの人々はこの地には激しい性格の神ニッネカムイ(ニチエネカムイ)がいると信じて恐れ、石狩川を舟で往来する際、この地点を通るときは捧げ物をしていました。その伝統が今も残り、毎年9月23日にこたんまつりが行われています。なお、ニッネカムイと戦ってアイヌの人々を守った神サマイクルカムイの伝説もあり、この付近には両神にまつわる地名も残されています。

縄文遺跡を見る

神居古潭竪穴住居跡

神居古潭の渓流にかかるつり橋から下流に1kmほど歩いた崖の上に、9世紀後半から12世紀頃にかけての擦文時代の遺跡があります。この時代でも人々はまだ縄文時代そのままの生活をしており、219の竪穴住居跡の跡が残されています。擦文土器や石器、鉄器などが出土し、北海道の史跡に指定されています。

【アクセス】
◎道北バス「神居古潭」下車、約750m。
◎車・バイクでJR旭川駅から18km。

就実の丘

就実の丘就実の丘は旭川市内とは言ってもほとんど美瑛に近いところにある丘です。ちょっと見つけにくいかもしれませんが、小さな看板を頼りに探してください。丘がつらなり、大地がはるかに広がり、北海道らしい風景となっています。ここまで来たら、美瑛の丘や富良野の花畑まで観光してきたいものです。

【アクセス】
◎車・バイクでJR旭川駅から21.5km。

旭川の文化

北海道伝統美術工芸村

優佳良織(ゆうからおり)工芸館、雪の美術館、国際染色美術館の3つの館が集まっています。

優佳良織工芸館

優佳良織とは旭川市の染織作家の木内綾が創作した織物です。何百種類もの色に染めた羊毛を素材として、ライラックや水芭蕉、流氷など北海道の自然や風物を織り上げます。優佳良織工芸館では、今や北海道を代表する染色工芸と言ってよい優佳良織を伝え、展示しています。

国際染色美術館

世界中あるいは日本各地の染織工芸品が集められた専門美術館です。 数千点にも及ぶ、染織品が収蔵されています。天然染料で手織りのものが、集められています。

雪の美術館

雪の美術館は、大雪山系に降る、美しい雪の結晶をイメージしてつくられた美術館です。螺旋階段を降りると氷の回廊があり、屋内では絵画、陶芸、書、写真などが展示されます。ときにはコンサートも開かれます。

【アクセス】
◎旭川市街と工芸村を往復する無料送迎車が運行されています。前日までに要予約です。
※詳しくは公式ホームページでご確認ください。
北海道伝統美術工芸村
◎車・バイクで、JR旭川駅から5km。

【優佳良織工芸館】
時間 9:00〜17:00
  TEL:0166-62-8811
休館日:無休

【国際染織美術館】
開館:4月〜10月の9:00〜17:00
  TEL:0166-61-6161
※11月〜3月は休館

【雪の美術館】
時間 9:00〜17:00
  TEL:0166-73-7017
休館日:無休

観光 More Infomation

川村カ子ト(かねと)アイヌ記念館

上川アイヌの長で、旧国鉄の測量技師であった川村カ子トが建てたアイヌ民俗資料館です。アイヌ民族に関しては、北海道内でもとくに充実した施設のひとつで、人々の生活に関するものが多数展示されています。館の外観は、奔放で大胆な作風で知られるアイヌの彫刻家、砂沢ビッキがデザインしたものです。

【アクセス】
◎旭川電気軌道バス24番「北門町21丁目行き」に乗り、「アイヌ記念館前」下車。
◎車・バイクで、JR旭川駅から4km。

【時間】
7月〜8月 9:00〜18:00
9月〜6月 9:00〜17:00
TEL:0166-51-2461
【休日】無休

★下のポイント名をクリックすると、地図の中央に表示されます。★

旭山動物園  神居古潭  川村カ子トアイヌ記念館  北海道伝統美術工芸村  就実の丘  

「風の旅」のトップページへもどる 「北海道観光 風の旅」のトップページへもどる
風の旅 TOP > 北海道観光 風の旅 > 旭山動物園と旭川の自然

風の旅 北海道観光風の旅