ニセコはニセコアンヌプリを中心として、標高1200m前後の山が連なる丘陵地域です。なだらかな斜面が連なる地形のため、トレッキングや乗馬、スキーなどのスポーツに適しており、とくにスキー場は日本と季節が逆のオーストラリアからのスキー客にもよく知られた存在となっています。

ニセコアンヌプリからはアイヌ語で「峡谷にある川」を意味するニセコアンベツ川が流れ出し、尻別川に合流し、清らかな水が緑豊かな自然を形成しています。山麓にはエゾマツやトドマツ、シラカバなどが生育し、春から夏にかけては高山植物が美しい花を咲かせ、秋には山全体が紅葉に包まれます。また、周辺には良質な温泉が湧き、北海道でも有数の温泉地帯となっています。優美な羊蹄山を間近に見上げるのも、美しい風景をつくり出す魅力となっています。

【ニセコへの行き方】

◎札幌駅からは高速バスで約3時間です。途中、小樽を経由します。
【HP】北海道中央バスの高速バス
◎JR札幌駅前や新千歳空港からは、快速列車でいったん小樽へ出て、函館本線の普通列車に乗り換えて「ニセコ」で下車。所要時間は4時間ほどです。
◎JR函館からは特急に乗り、長万部でまた特急に乗り換えると、3時間ほどで着きます。
◎自動車やバイクが最も便利です。

羊蹄山に登る

羊蹄山

羊蹄山羊蹄山はニセコ町・倶知安町・喜茂別町・真狩村・京極町にまたがる、標高1898mの火山です。ニセコ連峰と向かい合って、富士山に似た美しい姿でそびえています。別名を蝦夷富士と言います。和人に知られた歴史は古く、659年に安倍比羅夫が蝦夷地遠征を行ったあと、後方羊蹄(しりべし)という名で「日本書紀」に記され、それがもとになって羊蹄山と呼ばれるようになりました。
中腹から上はハイマツにおおわれ、100種類以上の高山植物が見られ、北海道の代表的な高山植物帯として国の天然記念物に指定されています。また、キタキツネ、エゾリス、エゾシマリス、エゾユキウサギなどの動物と、130種類もの野鳥が生息しています。

倶知安からの登り口には半月湖があり、周囲の原生林とあいまって美しい風景となっています。山頂には周囲約1kmの噴火口と父釜、母釜、子釜の名で呼ばれる小さな噴火口があります。山頂からは南に洞爺湖を見下ろして有珠山や昭和新山が見え、東に恵庭岳や支笏湖を、西にニセコアンヌプリや昆布岳を、北に朝里岳や余市岳を眺めることができます。天気がよければ、遠く日本海と太平洋まで見渡せます。頂上まで行ってもどってくるには丸一日かかるので、朝から登り始めた方がよいでしょう。

登山道には倶知安コース、真狩コース、喜茂別コース、京極コースがあります。くわしくは次のサイトへ
羊蹄山登山ガイド(PDF)

【アクセス】車で登山口まで行って登ります。

ニセコの山々

ニセコアンヌプリ

ニセコアンヌプリニセコアンヌプリはニセコ火山群の主峰です。溶岩流によって形成され、三角形の頂を頂点になだらかな斜面となっています。標高は1308mと決して高くはありませんが、寒冷地にあるため本州で言うと中央アルプスに相当し、ハイマツや高山植物におおわれ、頂上付近には高木はほとんど見当たりません。登山コースとしての難易度はファミリー向けですが、美しい景色を楽しむことができます。冬はスキー場となり、上質なパウダースノーを求めて、北海道内はもちろん、本州や海外からも多くのスキー客が集まります。周辺にはホテルも多く、リフトも整っています。なお、「ヌプリ」はアイヌ語で山を意味するため、末尾に「山」や「岳」はつきません。

【アクセス】車で登山口まで行って登ります。

イワオヌプリ

横山家ニセコ連峰の東山系に位置する、標高1116mの活火山です。緑豊かなニセコ連峰の中にあって、頂上部は異色の岩山となっています。登山道は頂上まで続き、ニセコ五色温泉から登ることができます。冬はスキーができますが、リフトがないため、十分に経験を積んだ人向けです。

【アクセス】車で登山口まで行って登ります。

観光 More Infomation

ニトヌプリ

ニセコ連峰の東山系に属する標高1134 mの火山です。

チセヌプリ

ニセコ連峰の東山系に属する標高1080 mの火山です。「チセ」とはアイヌ語て家形を意味し、山頂はドーム型となっています。夏には高山植物の花が咲き誇り、冬にはスキー場となります。

目国内岳(めくんないだけ)

ニセコ連峰の西山系に属する標高1220 mの火山です。名前はアイヌ語で「山の背後にある谷川」を意味するメクウンナイに由来しています。新見温泉から登山道を登ることができます。

ニセコの温泉郷

ニセコの温泉郷

ニセコ高原にはいくつもの温泉郷が点在し、ホテルや旅館が集まっています。ニセコ観光の拠点となっています。

温泉温泉に泊まる

湯本温泉

ニセコ高原の中央に位置し、チセヌプリの南側の山麓にあります。チセヌプリに登るのには好位置です。大湯沼には76℃の温泉が湧いています。湯量も多く、ホテルや旅館も数多くあります。泉質は単純硫黄泉です。

昆布温泉

ニセコで最も大きな温泉郷で、洞爺湖温泉および根崎温泉とともに北海道の三霊泉とされ、多くのホテルや旅館が並んでいます。お湯はやや熱めで、糖尿病や胃腸病に効くと言われています。ニセコの山々に登るための基地としても好適で、スキーをするにも便利です。泉質は塩化物泉または炭酸水素塩泉です。最寄駅はIR昆布駅です。

昆布川温泉

昆布温泉とは別の温泉で、湯の温度は約42℃。肌がなめらかになる効能があり、「美人の湯」とも呼ばれています。ニセコ連峰が間近に見えます。最寄駅はIR昆布駅です。

五色温泉

昆布温泉から約6kmを隔てて、東にニセコアンヌプリ、北にイワオヌプリを見上げる地域にある温泉郷です。湯は80℃以上で美容によく、高温のものをさまして使っています。ニセコアンヌプリとワオヌプリの両山へ登りやすい位置にあるのも、メリットとなっています。ただし、宿は少なめです。泉質は硫黄・マグネシウム・ナトリウム・カルシウムなどを含む 硫酸塩・塩化物泉です。

ニセコ東山温泉

JRニセコ駅から車で約10分ほどと比較的近く、ヒルトンニセコビレッジがあります。泉質はナトリウム・炭酸水素塩・硫酸塩泉です。

ニセコ新見温泉

エゾマツや白樺などの原生林に囲まれた温泉地です。胃腸病や神経痛に効くと言われています。泉質は弱食塩泉・石膏泉です。

ニセコひらふ温泉

ニセコアンヌプリの麓にある温泉地です。すぐ近くにニセコ国際スキー場があり、スキーのシーズンにはとても賑わいます。ほかの季節は、比較的静かです。最寄駅はIRひらふ駅です。

※その他、いくつもの温泉地が点在しています。

【アクセス】
JRニセコ駅からバス、タクシー、各宿の送迎バスなどを利用。地元の路線バスはニセコバスです。千歳空港からの直通便もあります。
ニセコバス

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