支笏湖は千歳市にある風光明媚な湖です。支笏洞爺国立公園の重要ポイントとなっているとともに、新千歳空港からレンタカーで南西へ走ったとき、最初に出会うメジャーな観光地でもあります。湖畔にはホテルや旅館、キャンプ場などが点在し、洞爺湖や有珠山へ向かう拠点にもなります。空港への帰りがけに立ち寄るにも、好適な位置にあります。近隣には山や湖沼が点在し、自然散策を楽しめます。

支笏湖と周辺の山や湖をめぐる

支笏湖

支笏湖支笏湖は火山活動によって地面が陥没してできたカルデラ湖で、できた当時は円形であったものが、北に恵庭岳が、南に風不死岳(ふっぷしだけ)ができたため、マユのような形になったと考えられています。洞爺湖よりひとまわり大きく、最も深いところは360m以上あり、秋田県の田沢湖に次いで2番目に深い湖となっています。水の透明度は世界でも有数です。支笏湖から発した伏流水は周囲の樹木地帯に湧き出し、おいしいことでも知られています。
周囲を険しい山々に囲まれて深い雰囲気がありますが、遊覧船やボートの乗り場のあたりには土産物店や食堂も集まって開けています。ヒメマスやアメマスが多く棲み、漁期には釣り客でにぎわいます。

【アクセス】
◎新千歳空港から北海道中央バス「支笏湖」行きに乗り、終点の「支笏湖」で下車(約1時間)。
◎JR千歳駅または南千歳駅から、北海道中央バス「支笏湖」行きに乗り、終点の「支笏湖」で下車(千歳駅から約44分、南千歳駅から約50分)。
◎車・バイクが便利です。

恵庭岳

恵庭岳支笏湖の北西に位置する円錐形の山です。アイヌ語で「頭が尖っている岩山」を意味する「エ・エン・イワ」が名前の由来です。山頂にはいくつもの噴気孔が開いて、蒸気が噴き出しています。頂上への道はかなり急ですが、眼下に支笏湖をのぞみ、西には羊蹄山も見えて、すばらしい眺望を楽しむことができます。

【アクセス】車・バイクで登山口まで行って歩きます。

風不死岳

風不死岳苔の洞門支笏湖の南に位置する大きな山です。名前がある意味かなり魅力的ですが、これはアイヌ語で「トドマツが生えているところ」を意味する「フップ・ウシ」から来ています。山麓には狭まった峡谷が多く、なかでも両側の岸壁を苔におおわれた苔の洞門は名所となっています。

【アクセス】車・バイクが便利です。

樽前山

樽前山支笏湖の南にある緩やかな印象の山です。1909(明治42)年の大爆発によってドーム(溶岩円頂丘)ができ、その特異な形は世界的に見ても貴重なものとなっています。

【アクセス】7号目付近までは、車で登ることができます。

オコタンペ湖

オコタンペ湖恵庭岳の西にある小さな湖で、国立公園特別保護区に指定されています。大昔に支笏湖ができたあと、恵庭岳が噴火してその溶岩や噴石によって、川がせき止めらて形成されたとされています。光の具合によって紺色やエメラルドグリーンに映える美しい湖ですが、訪れる人は少なく、原始林に囲まれて秘境の趣があります。

【アクセス】駐車場に車を止めて、展望台まで歩きます。森林法により、湖の水に触れられるところまでは行けません。

ウトナイ湖

ウトナイ湖千歳市と苫小牧市を結ぶ道の途中にある湖です。ヒシやタヌキモなどの水生植物が多く、岸辺にはヨシやアシが密生しています。そのため、魚やエビ、貝などのよい棲み家となっており、それを餌とするマガンやハクチョウなどの渡り鳥の中継地となっています。湖の周囲には自然観察路が整備され、バードウオッチングを楽しむことができます。

【アクセス】新千歳空港や苫小牧、千歳駅などから「ウトナイ湖」または「ネイチャーセンター」に停まるバスで行けますが、本数が少ないため車が基本です。

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インディアン水車

一般社団法人日本海さけ・ます増殖事業協会が、地元の人や観光客に向けて公開している設備です。北海道庁初代水産課長となった伊藤一隆が、1896(明治29)年に水産事情調査のためにアメリカに渡った際、コロンビア川で水車式漁具を見て、それをもとに考案したものです。サケが入ると水力によって上流へ上げられる仕組みとなっており、千歳の秋の風物詩として定着しています。産卵と孵化を促し、漁業資源を増やすことが目的で、8月下旬から12月初旬までが時期となります。水車近辺は桜や紅葉も美しく、年間を通してさまざまなイベントが開催されます。

【アクセス】JR千歳駅から900m。

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