人吉と球磨は、険しい九州山系の奥の盆地にあります。この奥まった環境が、熊本とは違う独自の文化を育みました。江戸時代の城下町の面影も残っています。

【人吉へのアクセス】

◎電車:JR「熊本」駅→JR「人吉」(特急で約1時間30分)。
◎自動車:熊本→人吉(約85km/約1時間30分)。

▼地図は一番下にあります。

★料金・時間・休日などについては変更されることがあります。必ず公式HPまたは自治体のサイトで確認してください。
★入場・入館時間は、多くの場合、終了30分前までです。
★アクセス方法については、比較的わかりやすいものを掲載しています。ほかにもルートがある場合があります。

人吉・球磨の歴史をめぐる

人吉城跡

写真出典 wikipedia「人吉城」

人吉城跡相良(さがら)藩2万2千石の領主、相良氏の居城となっていた城です。鎌倉時代初期に相良長頼が幕府の命により下向し、その子孫がこの地を治めてきました。

関ヶ原の戦いで、相良頼房(よりふさ)は最初西軍に属しましたが、途中から東軍につき、徳川家康により本領を安堵されて、以後、相良氏が代々治めて明治維新を迎えました。

現在は天守閣などの建物は残っておらず、草むした石垣だけが、往時の様子を伝えています。

石段を上っていくと、三の丸跡・二の丸跡を経て、本丸跡までたどり着くことができます。途中、かなり急な石段もあります。
※相良頼房は江戸時代初期に長毎(ながつね)と改名しましたが、先祖に同名の武士がいるため、ここでは頼房とします。

【アクセス】JR「人吉」駅から2km。
【TEL】0966-22-2324(人吉城歴史館)
【住所】熊本県人吉市麓町
【料金・時間・休日】見学自由
【駐車場】あり

人吉城歴史館

写真出典 人吉旅館「人吉城歴史館」

人吉城歴史館人吉の歴史や人吉城について学べるミュージアムです。発掘調査で見付かった謎の地下室は必見! 全国初発見の井戸のある地下室で、石積みは建造当初の姿に復元されています。

【アクセス】JR「人吉」駅から1.6km。
【TEL】0966-22-2324
【住所】熊本県人吉市麓町18-4
【料金】大人200円、高校生以下無料
【時間】9:00〜17:00(入館は16:30まで)
【休日】第2月曜日(祝日の場合は翌日)、年末・年始(12月29日〜1月3日まで)

青井阿蘇神社

写真出典 wikipedia「青井阿蘇神社」

青井阿蘇神社平安時代初期に阿蘇神社の分霊を祀ったとされます。鎌倉時代初期から相良氏の守り神とされ、人吉・球磨地域の鎮守として人々の信仰を集めてきました。

境内には樹々に囲まれるように本殿や拝殿、楼門などが建っています。その多くは江戸時代初期の1610〜1611(慶長15〜16)年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。

神楽殿や楼門の屋根は茅葺(かやぶ)きで、とても趣があります。

本殿の屋根は銅板葺きで、欄間には桃山時代の様式を受け継ぐ見事な花鳥の彫り物が施されています。楼門の前方には蓮池があり、初夏から夏にかけて、美しい花を咲かせます。

【アクセス】JR「人吉」駅から350m。
【TEL】0966-22-2274
【住所】熊本県人吉市上青井町118
【料金】無料
【時間】8:00〜17:00
【駐車場】あり
【HP】青井阿蘇神社

永国寺

写真出典 JAFナビ「球磨川レジャーとゆうれい寺で身も心も涼しく!?人吉市ドライブコース」  wikipedia「永国寺」

幽霊掛け軸永国寺室町時代初期の1410(応永17)年、実底超真によって開かれ、その真写による幽霊とされる絵が残っています。
西南戦争のとき、西郷隆盛が薩軍の本営を置いたことがあり、そのとき戦火で焼かれました。現在の建物は、明治時代に再建されたものです。

【アクセス】JR「人吉」駅から880m。
【TEL】0966-22-2458
【住所】熊本市人吉市土手町5
【料金】無料
【時間】8:00〜18:00
【駐車場】あり

武家屋敷

写真出典 湘南人魚の徒然日記「武家屋敷」

武家屋敷明治時代の廃藩置県により人吉城が取り壊される際、新宮簡(たけま)氏が一部を譲り受けて移した屋敷です。現在は私設ミュージアムとなっています。

人吉は城下町でしたが、西南戦争で焼けたため、以外と昔の建物は少なく、この屋敷は貴重です。

【アクセス】JR「人吉」駅から1km。
【TEL】ー
【住所】熊本県人吉市土手町35-1
【料金】大人300、小・中学生100円
【時間】9:00〜17:00
【休日】第2土曜日、年末年始
【駐車場】5台

大村横穴群

大村横穴群 width=古墳時代後期(7世紀初頭)、阿蘇山の溶岩が固まってできた、少し柔らか目の凝灰岩(ぎょうかいがん)に掘られた横穴古墳軍です。横穴は全部で20基を超えます。装飾を施されたものもあります。

駅のホームからも見えます。

【アクセス】JR「人吉」駅から1km。
【TEL】0966-22-2111(人吉市教育委員会文化課)
【住所】人吉市城本町 JR「人吉」駅裏 
【料金・時間・休日】見学自由
【駐車場】あり

人吉・球磨地方の伝統の味

繊月(せんげつ)酒造

写真出典:公式サイト画面画像

繊月酒造繊月酒造は、1903(明治36)年創業の歴史ある酒造メーカーです。醸造のプロセスを聞かせてもらうことができ、お楽しみはもちろん試飲。さまざな焼酎の飲み比べができます。

【アクセス】JR「人吉」駅から1.2km。
【TEL】0966-22-3207
【住所】熊本県人吉市新町1
【料金】見学無料
【時間】9:00〜17:00(入館は16:30まで)
【休日】年中無休
【駐車場】あり
【HP】繊月酒造「見学のご案内」

球磨焼酎ミュージアム 白岳(はくたけ)伝承蔵

写真出典:公式サイト画面画像

白岳伝承蔵白岳酒造が運営する球磨焼酎ミュージアムです。昔の製造法や道具類などが展示され、映像では球磨焼酎を生んだ地理的条件や現代の製造法なども公開されて、400年の歴史を誇る球磨焼酎についてくわしく知ることができます。
コースの最後は試飲。焼酎好きにはたまりません。

【アクセス】JR「人吉」駅から3.3km。
【TEL】0966-32-9750
【住所】熊本県人吉市合ノ原町461-7
【料金】見学無料
【時間】9:00〜16:00(入館は15:30まで)
【休日】年末年始
【駐車場】あり(バス可)
【HP】球磨焼酎ミュージアム 白岳伝承蔵

釜田醸造所 みそ・しょうゆ蔵

写真出典:公式サイト画面画像

釜田醸造所球磨川の清冽な水を生かして行われてきたみそとしょうゆの製造工程を見学することができます。もろみは、大豆と小麦と塩だけでつくった天然もの。佃煮やみそ漬けの試食もできます。

周辺は、昔、鍛冶屋が集まっていた鍛冶屋町。散策するのによい一帯です。

【アクセス】JR「人吉」駅から900m。
【TEL】0966-22-3164
【住所】人吉市鍛冶屋町16
【料金】見学無料 【時間】9:00〜16:00
【休日】年末年始、不定休あり。
【駐車場】あり
【HP】釜田醸造所 みそ・しょうゆ蔵

遊ぶ・楽しむ

人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868

※「もぞか」とは「小さい」という意味の方言。/写真出典:公式Facebook画面画像

人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868世界遺産登録をめざす肥薩線やくま川鉄道の魅力を紹介するミュージアムです。ミニトレインやレールバイクなどに、子どもたちは大喜び! 人吉SLも走ります。

【アクセス】JR「人吉」駅からすぐ。
【TEL】0966-22-2111(内線2121/人吉市交通政策係)
【住所】人吉市中青井町343-14
【料金】入場無料(乗り物は有料)
【時間】9:00〜17:00
【休日】水曜日(休日の場合は翌日)
【HP】人吉鉄道ミュージアムFacebook

球泉洞

写真出典 wikipedia「球泉洞」

球泉洞鍾乳石が神秘的な、球磨川の大岸壁にある九州最大の鍾乳洞です。全長は4.8kmあり、その一部が公開されています。

鍾乳洞の中は年間を通して約16℃に保たれており、夏でも涼しさを感じます。
一般コースと探検コース(小学生以上)があります。探検コースでは、ほぼ垂直のハシゴで下るような場所もあります。

【アクセス】JR「人吉」駅から17km。
【TEL】0966-32-0080
【住所】熊本県球磨郡球磨村大字大瀬1121
【料金】大・高校生以上1050円、中学生735円、小学生630円、3歳以上525円
【時間】8:30〜17:30(季節により異なる)
【休日】年中無休
【HP】球泉洞

球磨川下り・ラフティング

写真出典 人吉球磨広域行政組合「球磨川下り(ラフティング)」

球磨川下り球磨川は熊本県南部の山地から八代海へ注ぐ熊本で最も大きな川です。古くは物資の運搬に使われ、現在は比較的穏やかな川下りで清流の旅を楽しめます。
球磨川は最上川・富士川と並ぶ日本三大急流のひとつで、スリリングなラフティングを楽しむこともできます。

温泉を楽しむ

人吉温泉

写真出典:公式サイト画面画像

人吉温泉温泉人吉町の球磨川沿いにある温泉地です。明治時代の末に湧出し、旅館が並ぶようになりました。日帰り温泉もたくさんあります。

川魚や山菜の料理を肴に球磨焼酎を傾けるのがこの温泉の楽しみで、初夏には鮎がおいしくなります。晩秋から初春にかけては、朝夕、川霧が立ち、情趣ある景色となります。

【アクセス】JR「人吉」駅から、球磨川方面の各宿・各日帰り温泉へ向かう。
【泉質】弱アルカリ性単純泉、ナトリウム炭酸水素泉
【効能】神経痛、リュウマチ、気管支炎、婦人病、胃腸病
【泉温】40〜45 ℃
※日帰り温泉については、次のサイトへ。
【HP】人吉温泉観光協会「立ち寄りの湯」

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