平戸は戦後時代末期に南蛮船が来航し、フランシスコ・ザビエルがキリスト教の布教を行って、西洋への窓口となった場所です。その面影が今も残り、異国情緒を満喫できます。

【平戸への行き方】

◎JR「佐世保」駅前から西肥バス「平戸桟橋行き」に乗り、終点「平戸桟橋」で下車。
◎松浦鉄道「佐世保」駅から「伊万里行き」または「たびら平戸口行き」に乗り、「たびら平戸口」で下車。その後、10分ほど歩いて「平戸口桟橋バスターミナル」からバスに乗り、「平戸桟橋」で下車。
※バスは本数が少ないので、基本的には車が便利です。観光案内所近くでレンタサイクルを借りることができます。

達人ナビ平戸(平戸観光協会)

▼地図は一番下にあります。

★料金・時間・休日などについては変更されることがあります。必ず公式HPまたは自治体のサイトで確認してください。
★入場・入館時間は、多くの場合、終了30分前までです。
★アクセス方法については、比較的わかりやすいものを掲載しています。ほかにもルートがある場合があります。

南蛮文化の香りただよう平戸散策

平戸オランダ商館

平戸オランダ商館平戸オランダ商館は、オランダとの国交が開けた1609(慶長14)年に平戸に設置されたオランダの貿易の拠点です。

平戸藩主 松浦隆信によってさまざまな施設が整えられ、この商館前には朝になるとオランダ国旗が掲げられ、夜は常夜灯が灯されて船の目印とされ、近隣はとても賑わいました。

その後、オランダ商館が1641(寛永18)年に出島に移されるまで、西洋への窓口としての役割を果たしていました。
2011年に復元され、現在、内部はミュージアムとなっています。

【アクセス】「平戸桟橋」バス停から300m。
【TEL】0950-26-0636
【住所】長崎県平戸市大久保町2477
【料金】大人300円、小中高生200円
【時間】8:30〜17:30
【休日】6月の第3週(火・水・木)
【HP】平戸オランダ商館

崎方公園

no-image平戸桟橋背後の丘「遠見岳」の中腹にある公園で、桜とツツジの名所となっています。長崎本土の入り組んだ海岸線や平戸市街を見下ろすことができます。

公園内にはフランシスコ・ザヒエルの碑、日本に帰化したイギリス人三浦按針(ウィリアム・アダムス)の墓、それにイタリア人航海士と日本人女性の間に生まれたためにジャガタラ(インドネシア)に追放されたジャガタラ娘お春の像などがあります。

フランシスコ・ザヒエルの碑、日本に帰化したイギリス人三浦按針(ウィリアム・アダムス)の墓などがあります。

ジャガタラ文

お春はジャガタラで結婚し、幸せに暮らしました。しかし、歳をとるにつれて望郷の念は深まり、次の文を残したとされています。


日本こひしやこひしや かりそめに 立ちいでて 又とかへらぬふるさとおもへば 心もこころならず なみだにむせびくれ ゆめうつつともさらにわきまへず候へども あまりのことにちゃつつみ一つしんじまいらせ候 あらにほんこひしやこひしやこひしや

【アクセス】「平戸桟橋」バス停から900m(車道で上り坂/徒歩なら階段の近道あり)。
【TEL】0950-23-8600(平戸観光協会)
【住所】長崎県平戸市崎方町2529
【駐車場】15台
【料金・時間・休日】立入自由

松浦史料博物館

画像:wikipedia「松浦史料博物館」

松浦史料博物館平戸藩松浦家の本邸である鶴が峰邸をそのまま史料館としたもので、建物そのものが史料です。

松浦家は鎌倉時代の初期から幕末に至るまで、転封されたことががなかったため、貴重な文物が伝わっています。

館内には、オランダ船の船首を飾る木像や豊臣秀吉のキリシタン禁制文、松浦家に伝わる鎧など、外国貿易やキリシタン関係の資料や武具、絵画、茶道具などが展示されています。

館内には、「閑雲亭」という茶室もあります。石州流鎮信派の茶室で、桂離宮の「月波亭(げっぱてい)」や裏千家の「利休堂」と並び称されるほど、格式のあるものです。

【アクセス】「平戸桟橋」バス停から300m。
【TEL】0950-22-2236
【住所】長崎県平戸市鏡川町12
【料金】大人510円、高校生300円、小中学生200円
【時間】8:00〜17:30
【休日】12月29日〜1月1日
【HP】松浦史料博物館

平戸ザビエル記念教会

平戸ザビエル記念教会フランシスコ・ザビエルの平戸での布教活動を記念して、1931(昭和6)年に建てられたネオゴシック様式の教会です。

高い尖塔を中心に小さな塔がいくつも空に突き上げて、美しい形をしています。

聖堂の横に、ザビエルの像が立っています。入口の教会マナーを読み、祈りの気持ちを持って見学してください。

上に正宗寺(しょうしゅうじ)、手前に光明寺・瑞雲寺の3つのお寺があります。これらのお寺と教会との組み合わせが、平戸の性格をよく表しています。時間があれば、お寺にも立ち寄ってみるとよいでしょう。

【アクセス】「平戸桟橋」バス停から850m。
【TEL】0950-23-8600(平戸観光協会)
【住所】長崎県平戸市鏡川町259-1
【料金】無料
【時間】
平日6:00〜16:30
日曜10:00〜16:30
※ミサや冠婚葬祭のため見学できない場合や、閉まっている場合もあります。
【休日】なし
【駐車場】普通車5台(ミサのときは、観光客の使用不可)

平戸城

平戸城平山瀬戸に突き出した高台にある城で、平戸藩第29代藩主松浦鎮信(しげのぶ)が、江戸前期の軍学者として名高い山鹿素行とともに設計し、31代篤信の代に完成しました。

日本で唯一の山鹿流による築城です。当時は亀岡城と言いました。

現在の城は、1962(昭和37)年に再建されたものです。城内では、平戸藩時代の遺品や文化財などを展示してあります。

【アクセス】「平戸桟橋」バス停から950mで入口へ。そこから300mほど歩く。
【TEL】0950-22-2201
【住所】長崎県平戸市岩の上町1458
【料金】大人510円、高校生300円、小中学生200円
【時間】8:30〜17:30
【休日】12月30日、31日
【駐車場】普通車20台、バス2台
【HP】平戸城

最教寺

最教寺平戸の街から山の中腹に赤い三重塔が見えるのが、「西の高野山」とも呼ばれる真言宗のお寺、最教寺です。節分に行われる「子泣き相撲」は、毎年テレビで紹介され、全国的に有名です。

霊宝館には、国指定の重要文化財のほか、仏誕生図や釈尊思惟像などの寺宝が数多く展示されています。

【アクセス】「平戸桟橋」バス停から1.1km。
【TEL】0950-22-2669
【住所】長崎県平戸市岩の上町1206
【料金】大人400円、中人300円、小人200円
【時間】8:30〜17:00
【休日】とくになし。

平戸の自然探訪

根獅子(ねしこ)の浜

no-imageコバルトブルー東シナ海に面して、遠浅で白い砂の海岸が1km余りも続いています。日本の水浴場88選に選ばれた、透明度の高い海です。

昔はこの付近は隠れキリシタンの里で、土地の人は砂浜を聖地として、草履を脱いで裸足で歩いていました。夏は海水浴場として賑わいます。
近くに平戸切支丹資料館という資料館があります。切支丹史に興味のある人向けの、とてもミニマムなミュージアムです。

【アクセス】「平戸桟橋」バス停から20km。
【TEL】0950-23-8600(平戸観光協会)
【住所】長崎県平戸市根獅子町
【料金・時間・休日】立入自由
【駐車場】あり

白岳(しらだけ)

no-image平戸島の最北端にある標高250mの山です。目の前をさえぎるものがないため、頂上が絶好の展望所となっています。

日露戦争で東郷平八郎が率いる日本艦隊がロシアのバルチック艦隊を迎え撃ったとき、白岳の海軍無線所で「敵艦見ゆ」の第一報を受信した場所でもあります。

頂上からは手前に度島(たくしま)や大島、遠くに壱岐・対馬や五島列島まで見えます。

【アクセス】「平戸桟橋」バス停から6km。神崎教会を過ぎて三叉路付近に「白岳公園」の表示板がある。→山頂に向かい、鳥居の近くで車を止める。 白岳神社から階段を登ると展望所に出る。→さらに歩くと、見晴らしのよい岩場に着く。
【TEL】0950-23-8600(平戸観光協会)
【住所】長崎県平戸市大久保町
【料金・時間・休日】立入自由

★下のポイント名をクリックすると、地図の中央に表示されます。★

平戸オランダ商館  崎方公園  松浦史料博物館  平戸ザビエル記念教会  平戸城  最教寺  根獅子の浜  白岳  

「風の旅」のトップページへもどる 「長崎観光 風の旅」のトップページへもどる
風の旅 TOP > 長崎観光 風の旅 > 西洋との交流の跡が残る城下町、平戸

風の旅 長崎観光風の旅