日本一の湯量を誇る別府には、海のように青い地獄や血のように赤い地獄があります。神秘的で恐ろしい温泉をめぐる「地獄めぐり」は、九州観光のハイライトのひとつとなっています。

【別府へのアクセス】

1.大分空港から特急バス(エアライナー)に乗り、「別府北浜」へ出る(約40分)。
2.福岡空港から高速バスで「別府北浜」で出る(約2時間〜3時間)。
3.JR「博多」駅から「小倉」駅を経て、JR[別府」駅へ(約1時間40分〜2時間)。
4.博多バスセンターから高速バスに乗り、「別府北浜」へ出る(約2時間50分)。

▼地図は一番下にあります。

★料金・時間・休日などについては変更されることがあります。必ず公式HPまたは自治体のサイトで確認してください。
★入場・入館時間は、多くの場合、終了30分前までです。
★アクセス方法については、比較的わかりやすいものを掲載しています。ほかにもルートがある場合があります。

別府最大の名所「地獄」へ

地獄めぐり

海地獄別府など日本各地の温泉地では、地底から噴き上がる熱湯や噴気、熱泥などのことを、伝説や昔話に出てくる灼熱地獄を思わせることから、地獄と呼んでいます。なかでも別府の地獄は、種類の豊富さ、バリエーションに富んだ景観の見事さで群を抜いています。
別府市内には十数ヶ所もの地獄がありますが、別府の地獄めぐりでは、鉄輪(かんなわ)温泉近くの海地獄、鬼石坊主地獄、山地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄、および柴石温泉近く血の池地獄、龍巻地獄の計8つをめぐるのが、一般的な観光コースとなっています。
そのほか、観海寺温泉の近くにある鶴見地獄など魅力的なポイントもありますから、余裕のある方はまわってみてもよいでしょう。

【アクセス】
1.JR別府駅西口前から「鉄輪(かんなわ)行き」のバスに乗り、「海地獄前」で下車して、海地獄、鬼石坊主地獄、山地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄の6つをめぐる。
2.その後、「海地獄前」や「鉄輪」など手近なバス停からバスに乗り、「血の池地獄前」で下車して、血の池地獄と龍巻地獄をめぐる。
※この2ヶ所のポイントの間は、バスが頻繁に通っており、乗車時間は10分ほど。
※観光ガイドつき定期観光バスもある。 亀の井バス「地獄めぐりコース」
【TEL】0977-66-1577(別府地獄組合)
【住所】大分県別府市鉄輪559-1(別府地獄組合)
【共通観覧券料】大人2000 円、高校生1350円、中学生1000円、小学生900円(どの地獄でも購入可能。団体や障害者には割引あり。詳しくは公式サイトで確認してください。)
【時間】8:00〜17:00
【休日】年中無休
【駐車場】海地獄180台、鬼石坊主地獄40台、鬼山地獄60台、かまど地獄50台、白池地獄45台、血の池地獄120台、龍巻地獄165台
【HP】別府地獄組合

「海地獄」とその近くの観光名所

海地獄

海地獄地獄窯焼きプリン1200年前に鶴見岳が噴火したときの噴火口が今も残っているもので、別府で最も大きく、セルリアンブルーの色が印象的な、美しい地獄です。青い色が海を思わせることから海地獄と名づけられ、国の名勝に指定されています。
セルリアンブルーの神秘的な美しさは、湯に硫酸鉄が含まれていることによります。1日に150万リットルもの湯が沸き出しており、湯の温度はほぼ熱湯。卵を入れると5分で半熟、8分で固ゆでとなります。また、「地獄窯焼きプリン」が名物となっています。
温泉の熱を利用して熱帯植物園が併設されており、オオオニバスなどアマゾン原産の植物も鑑賞できます。

【アクセス】「海地獄前」バス停下車、200m。
【泉質】含食塩泉(ラジウム硫酸鉄を含む)
【泉脈までの深さ】約200m
【泉温】約98℃

鬼石坊主地獄

鬼石坊主地獄鬼石坊主地獄全景泥の池からボコボコと泥の玉をつくりながら蒸気が坊主頭のように噴き出すようすから、坊主地獄の名がつきました。一方、鬼石とは最初の所有者の屋号ですが、雰囲気のある名前となっています。
「もしも、この泥の中に落ちたら」と想像すると、かなり怖い地獄です。

【アクセス】「海地獄前」バス停下車、200m。
【泉質】ナトリウム-塩化物泉
【泉温】約99℃

山地獄

山地獄山地獄のカバ山地獄は日本庭園風に並べられた石の間から、白い蒸気が噴き出すものです。温泉熱を利用してカバやニホンザル、フラミンゴなどが飼育されています。
餌を買って食べさせるのが楽しみな、地獄というよりは小動物園と言った方がよさそうなポイントです。
地獄めぐりのホッとする息抜きエリアとして役立っています。

【アクセス】「海地獄前」バス停下車、60m。
【泉質】ナトリウム-塩化物泉
【泉温】約90℃

かまど地獄

かまど地獄温泉卵古くから氏神の竈門八幡宮(かまどはちまんぐう)の大祭に、 地獄の噴気でご飯を炊いて神様に捧げていたことが名前の由来となっています。強そうな赤鬼とちょっと情けない青鬼の像が目印です。
内部には1丁目〜6丁目までさまざまな湯の池があり、別府地獄めぐりを小規模な箱庭にしたような展示となっています。美肌効果のある「高温100℃のど肌の湯」や 健康によい「飲む温泉」、定番の温泉卵などが人気で、無料で足湯も楽しめます。

【アクセス】「海地獄前」バス停下車、300m。
【泉質】含芒硝弱食塩泉
【泉温】約90℃

鬼山地獄

鬼山地獄のワニ鬼山地獄の鬼1923(大正12)年に、日本で初めて温泉熱を利用して、ワニの飼育を始め、別名をワニ地獄とも呼ばれています。バナナを植えた園内で、イリエワニ、シャムワニ、メガネカイマンなど、約70頭のワニが飼育されています。飼育係による餌やりは、迫力満点。
なお、ワニは一見のんびりしているように見えますが、もし落ちたら、それこそ「地獄」です。ワニは噛みついたあと、水中でぐるぐる回転して獲物をねじ切るため、「最も苦しい死に方」とされていますから、要注意!

【アクセス】「海地獄前」バス停下車、250m。
【泉質】ナトリウム-塩化物泉
【泉温】約99.1℃

白池地獄

白池地獄薄く濁った高温の湯をたたえる水面から、時折、大量の噴気が上がり、硫黄の匂いが立ち込めます。噴出時には、ふだんは白い湯が青みを帯びた色に変化するのが特徴です。
庭園内では温泉熱を利用してアマゾンの魚類が飼育されており、ピラルクやピラニアなどが見られます。

【アクセス】「海地獄前」バス停下車、300m。
【泉質】含ホウ酸食塩泉(塩化ナトリウム、ケイ酸、重炭酸カルシウムを含む)
【泉温】約95℃

「血の池地獄」とその近くの観光名所

血の池地獄

血の池地獄血の池地獄の地蔵真っ赤な色がいかにも地獄を思わせる、別府地獄めぐりのハイライトです。赤い色は酸化鉄などの赤色沈殿物が溜まって色づいたものですが、その名の通り血の池のようで、霊界っぽいお地蔵様などもあって、地獄の名にふさわしい雰囲気です。夏にはギンヤンマなどが落ちて死んでいるのを見ることもあり、哀れです。
『万葉集』や『豊後国風土記』に「赤湯泉」などと記述がある歴史ある地獄で、国の名勝にも指定されています。

【アクセス】「血の池地獄前」バス停下車、50m。
【泉質】酸性緑礬泉
【泉脈までの深さ】約30m(粘土のため最深部不明)
【泉温】約78℃
【湧出量】約1800kl./1日

龍巻地獄

龍巻地獄一定の時間を空けて熱水が吹き上げる間欠泉です。この龍巻地獄の場合、約30分に1回というペースなので、それほど長く待たずに見られます。
熱水が周囲に飛散しないよう上部に石の屋根がつけてありますが、もし屋根がなければ、7〜8mの高さまで上がるとのことです。

【アクセス】「血の池地獄前」バス停下車、30m。
【泉質】含食塩酸性泉
【泉温】噴気 約105℃、地下熱水 約150℃(圧力がかかるため、100℃以上になります。)

★下のポイント名をクリックすると、地図の中央に表示されます。★

海地獄  鬼石坊主地獄  山地獄  かまど地獄  鬼山地獄  白池地獄  血の池地獄  龍巻地獄  

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★別府・浜脇・観海寺・堀田・亀川・柴石・鉄輪の「別府八湯」については次へ。

【HP】別府の魅力あふれる8つの温泉郷、早わかり

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