中津市は、中津藩10万石の城下町。江戸時代には西洋医学の開拓者 前野良沢や、開明思想によって国民を啓発した福沢諭吉などの出身地であり、今も白壁の士族屋敷や寺町が残っています。山間へ進むと景観美で有名な耶馬渓や温泉があります。

【中津へのアクセス】

1.JR「博多」駅から特急に乗り、「中津」駅下車(直通の特急で約1時間15分)。
2.JR「大分」駅から電車に乗り、「中津」駅下車(約1時間40分)。

▼地図は一番下にあります。

★料金・時間・休日などについては変更されることがあります。必ず公式HPまたは自治体のサイトで確認してください。
★入場・入館時間は、多くの場合、終了30分前までです。
★アクセス方法については、比較的わかりやすいものを掲載しています。ほかにもルートがある場合があります。

城下町 中津の観光

中津城

写真出典 wikipedia「中津城」

中津城5層の天守閣が美しい中津のシンボルです。

豊前の領主となった黒田如水(官兵衛)が1587(天正15)年に城づくりを開始し、のち筑前(福岡)へ移封になったため、代わって領主となった細川忠興が完成させました。細川氏は1602(慶長7)年に本拠を移して小笠原氏に城を譲り、さらに小笠原氏から奥平氏に譲って幕末を迎えました。

城は、本丸、二の丸、三の丸から成り、2つの櫓が立っています。いったんは明治維新後に壊されたり、西南戦争で焼失したりしましたが、1964(昭和39)年、奥平氏の子孫によって再建されました。遠くには耶馬や国東半島の山々が連なり、中津川から水を引き込んだ堀に城がよく映えて、美しい風景となっています。

【アクセス】JR「中津」駅から1,2km。
【TEL】0979-22-3651
【住所】大分県中津市二ノ丁本丸
【料金】 大人(高校生以上)400円、小学生・中学生300円
※観光にお得な中津の他の名所との共通入場券あり。
【時間】9:00〜17:00
【休日】年中無休
【HP】中津城

自性寺(じしょうじ)

自性寺中津藩主であった奥平家の菩提寺です。

初めは1577(天正5)年に三河国(静岡)に創建され、奥平氏が中津に転封になったのに伴って、この池に移りました。

山門をくぐると、境内には本堂や庫裡などが並んでいます。なかでも奥書院の大雅堂は、12世住職 堤州(だいしゅう)の友人であった南画の大家 池大雅(いけのたいが)が訪れた際にふすまや板戸に絵を描いたことで知られています。

九州の風物に接して、興趣を高ぶらせたらしく、見事な書画となっています。

【アクセス】
◎JR「吉富」駅から650m。
◎JR「中津」駅から1,2km。
【TEL】0979-22-4317
【住所】大分県中津市新魚町1903
【料金】高校生以上500円、中学生以下300円
※中津城・福澤旧居共通観覧券をお持ちの方は2割引。
【時間】9:00〜17:00
【休日】年中無休
【HP】デジタル大雅堂(中津市)

合元寺(ごうがんじ)

合元寺合元寺は外壁が真っ赤に塗られており、赤壁寺とも呼ばれています。それは、この寺に伝わるオカルト的な理由によります。
1598(天正17)年、黒田孝高(如水/官兵衛)が豊臣秀吉の命令を受けて、城井城の城主 宇都宮鎮房(しげふさ)を討ちました。その際、黒田孝高は「息子の長政と鎮房の娘 千代姫(鶴姫)を結婚させれば所領を安堵する」と言って中津城に呼び寄せ、鎮房をだまし討ちにしました。
「謀られた」と知った宇都宮鎮房の家臣たちは城を脱出して合元寺に立てこもって戦い、全員が討ち死。それ以来、血で汚れた白壁は何度塗り直しても血痕が浮かび上がるようになったため、赤壁にしたのだと伝えられています。

合元寺外壁が真っ赤なお寺で、赤壁寺とも呼ばれています。それは、この寺に伝わるオカルト的な理由によります。
1598(天正17)年、黒田孝高(如水/官兵衛)が城井城の城主 宇都宮鎮房(しげふさ)を討った際、「息子の長政と鎮房の娘 千代姫(鶴姫)を結婚させよう」と言って呼び寄せ、だまし討ちにしました。宇都宮鎮房の家臣たちは合元寺に立てこもって戦い、それ以来、血で汚れた白壁は何度塗り直しても血痕が浮かび上がるため、赤壁にしたのだと伝えられています。

【アクセス】JR「中津」駅から550m。
【TEL】0979-22-2037
【住所】大分県中津市寺町973
【料金・時間・休日】境内への立入自由(志納)(拝観は日中)
【HP】合元寺

福澤諭吉旧居

写真出典 wikipedia「福澤諭吉旧居」

福澤諭吉旧居幕末から明治時代初めにかけて、開明的な思想を主張し、慶應義塾の創始者にもなった福澤諭吉が、幼少期から長崎に遊学する21歳までを過ごした家です。

わらぶき屋根の母屋と、福澤諭吉が自分で土を練って補修したと伝えられる土蔵が残って、国指定の史跡となっています。

隣接して福澤諭吉記念館があり、「天は人の上に人をつくらず。人の下に人をつくらず」という一節で有名な『學問ノスヽメ』の原本などが展示されています。

【アクセス】JR「中津」駅から950m。
【TEL】0979-25-0063
【住所】大分県中津市留守居町586
【料金】高校生以上400円、中学生以下200円。
※観光にお得な中津の他の名所との共通入場券あり。
【時間】9:00〜17:00 (入館は16:30まで)
【休日】12月31日
【HP】福沢諭吉旧居

村上医家史料館

写真出典 じゃらん「村上医家史料館」

村上医家史料館村上家は、初代の村上宗伯(そうはく)が1640(寛永17)年に医院を開いて以来、現代まで続く医家で、数千点に及ぶ資料が伝えられています。
中津は『解体新書(ターヘル・アナトミア)』の翻訳者のひとりとして有名な前野良沢の出身地であり、また、村上玄水(げんすい)が1819(文政2)年に九州初の人体解剖を行っています。そのため、昔の西洋医学に関する貴重な資料も公開されています。

【アクセス】
◎JR「中津」駅から700m。
◎JR「吉富」駅から1.2km。
【TEL】0979-23-5120
【住所】大分県中津市1780番地
【料金】大人210円、大学生・高校生100円、中学生以下無料。
【時間】9:00〜17:00 (入館は16:30まで)
【休日】火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28〜1/3)

薦(こも)神社

写真出典 wikipedia「薦神社」

薦神社薦神社は、宇佐市にある宇佐神宮の元宮と伝えられる神社です。別名を大貞八幡といい、古代に朝鮮半島から渡ってきて、農耕や土木の先進的な技術によって、朝廷の重要な地位を占めた秦(はた)氏の氏神であったとも言われています。境内の三角池(みすみいけ)を内宮、神殿を外宮としていることにも、その由来がうかがわれます。

歴史を通じて武将たちから篤い信仰を受け、朱塗りの拝殿は元和年間(1615〜1623年)に細川忠興が寄進したもの、また、花や鳥獣などの見事な彫刻が施された楼門は1632(寛永9)年に小笠原長次が寄進したものと伝えられています。

境内は「大貞公園」として、市民の憩いの場ともなっています。

【アクセス】
◎JR「中津」駅から6km。
◎JR「中津」駅からバスに乗り、「薦神社」下車すぐ。または、「大貞公園」下車、600m。
【TEL】0979-32-2440
【住所】大分県中津市大字大貞209
【料金・時間・休日】境内への立入自由(志納)(拝観は日中)
【HP】薦神社

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中津城  自性寺  合元寺  福澤諭吉旧居  村上医家史料館  薦神社  

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