湯布院は、由布岳や伽藍岳などの、標高1000mを超える山々に囲まれた盆地に位置する温泉です。美しく、のどかな里山の風景が広がり、おしゃれなミュージアムやショップが集まっています。

【湯布院へのアクセス】

1.大分空港からバスに乗り、「由布院駅前バスセンター」へ(約1時間40分)。
2.福岡空港から高速バスに乗り、「由布院駅前バスセンター」へ(約1時間45分)。
3.JR別府駅西口からバスに乗り、「由布院駅前バスセンター」へ(約1時間)。
4.JR「博多」駅から特急に乗り、「由布院」駅下車(直通の特急で約2時間20分)。
5.JR「博多」駅前からバスに乗り、「由布院駅前バスセンター」へ(約2時間20分)。

▼地図は一番下にあります。

★料金・時間・休日などについては変更されることがあります。必ず公式HPまたは自治体のサイトで確認してください。
★入場・入館時間は、多くの場合、終了30分前までです。
★アクセス方法については、比較的わかりやすいものを掲載しています。ほかにもルートがある場合があります。

湯布院の温泉

湯布院温泉

湯布院眺望温泉 湯布院は由布岳・伽藍岳・野稲岳.立石山などの標高1000mを超える山々に囲まれた盆地に湧き出す温泉です。JR由布駅を中心に、高級ホテルや旅館から湯治用の宿まで、さまざまな宿泊施設が点在しています。
山あり、川あり、田園ありの美しい里山の温泉ですが、歓楽街が発達した別府温泉に対抗し、ゴルフ場などの開発も拒んで、「何もない良さ」をアピールしてきました。その姿勢が人々の好感を集め、高級旅館やおしゃれなショップ、新しい世代のアーティストの工房、ミュージアムなどが集まるようになり、洗練された雰囲気の田舎町となっていきました。長野県の軽井沢などに、雰囲気が似ているかもしれません。

【湯布院の風景】

湯布院のショップa
湯布院のショップb
湯布院のショップc
湯布院のショップd

湯布院と由布院、どちらが正しいの?

1955(昭和30)年、由布院町と湯平村(ゆのひらむら)が合併して湯布院町が誕生し、「湯布院」の名で有名になりました。その後、旧湯平町エリアを含む場合は湯布院、含まない場合は由布院とされていましたが、現地の人の間でもだんだん混ざってしまいました。
2005年、市町村合併により由布市となって、さらにうやむやになっていきました。今は「観光と温泉は湯布院、駅は由布院、市は由布市」くらいに、ゆるく捉えればよさそうです。

【アクセス】JR「由布院」駅からホテル・旅館など各目的地へ。
【TEL】0977-84-3111(由布市役所 湯布院庁舎)
【住所】大分県由布市挾間町向原128番地1(由布市役所)
【泉質】単純泉
【効能】神経痛、リュウマチ、婦人病、皮膚病、疲労回復
【泉温】49〜98℃
【HP】由布市「観光と文化」
【HP】湯布院温泉観光協会

湯平(ゆのひら)温泉

湯平温泉温泉大分川の支流の花合野川(かごのがわ)の渓流に沿って旅館や湯治場が点在する美しい温泉地です。鎌倉時代の開湯と伝えられています。急勾配の石畳の道や田園の風景が美しく、季節の祭りの伝統も受け継がれています。
湯量は豊富で飲用もでき、古くから胃腸病に効くとされてきました。山菜やキノコなどの季節には、山の幸を味わえるのも楽しみです。

【アクセス】JR「由布院」駅から電車で2駅のJR「湯平」駅で下車し、目的の宿までタクシーで、おおむね3〜4km以内。
【泉質】弱食塩泉
【効能】胃腸病、皮膚病、婦人病、神経痛、リュウマチ
【泉温】59〜84℃
【HP】湯平温泉観光協会

湯布院の観光

観光辻馬車

観光辻馬車観光辻馬車は1975(昭和50)年から続く、湯布院の名物です。おもな観光ポイントでは下車して、周辺を観光して回る時間も設けられています。気分が盛り上がるだけでなく、狭そうで意外と広い湯布院では貴重な足にもなります。

【申し込み】JR「由布院」駅にある観光案内所で、申し込めます。人気が高い乗り物なので、できれば事前に予約しておくのがお勧めです。
【TEL】0977-84-2446(湯布院温泉観光案内所)
【発着場所】JR「由布院」駅前
【定員】9名または10名(馬車による)
【時間】季節により異なる。
【料金】大人1600円、子ども1100円
※観光辻馬車のほかにも、昔のイギリスのバスを使った「スカーボロ」やレンタサイクル、人力車があります。詳しくは次のサイトへ。
【HP】くるま。巡る。由布院(湯布院温泉観光協会)

九州湯布院民芸村

湯布院民芸村九州各地に残る古い庄屋屋敷や商家、酒蔵などを移築して復元しています。民芸民具館、手すき和紙工房、民芸ガラス工房などがあり、手すき和紙や吹きガラスなどの実演も見ることができます。また、ハンカチなどの藍染温泉しぼりや陶芸などの体験も楽しめます。

【湯布院民芸村のようす】

観光バス

観光バス

近くの駐車場には、大型の観光バスが何台も集まってきます。

ガラス工房

ガラス工房

ガラスの器づくりを見学できます。もちろん買い物もできます。

古陶院の展示

古陶院の展示

日本や中国、朝鮮半島の昔のすぐれた陶磁器が展示されています。

昔の郵便局

昔の郵便局

昔の郵便局や配達のようすが、ジオラマで展示されています。

【アクセス】JR「由布院」駅前から別府方面行きの路線バスに乗り、「湯の坪」下車、250m。
【TEL】0977-85-2288
【住所】大分県由布市湯布院町川上1542-1
【料金】入村650円
【時間】8:30〜17:30
【休日】無休
【HP】九州湯布院民芸村(由布院観光総合事務所)

ゆふいん麦酒館

no-image湯布院には「ゆふいんビール」という地ビールの会社があり、日本で一般に飲まれている淡色タイプのほか、カラメル麦芽を多く使用して濃い色と風味をつけたもの、アイルランドのギネスビールで知られるスタウトタイプなど、さまざまなビールを製造しています。これらのビールを、出来立てのフレッシュな状態で楽しめるのが、「ゆふいんビール」直営のビアレストラン「ゆふいん麦酒館」です。

地元の食材を使った和洋中の料理がビュッフェ形式で楽しめて、「プハーッ!」なひと時を過ごせます。醸造所の見学もできます。

【アクセス】JR「由布院」駅から400m。
【TEL】0977-84-2101(ゆふいん山水館)
【住所】大分県由布市 湯布院町川南108-1(ゆふいん山水館の敷地内)
【時間】
昼 11:00〜14:30(飲み物は15:30まで)
夜 18:00〜20:30(飲み物は21:30まで)
【休日】無休
【HP】ゆふいん麦酒

湯布院ハーブワールド

no-image広大な敷地に世界のハーブ150〜200種類を栽培するハーブのテーマパークです。美しい花々やハーブの爽やかな香りをたのしめるほか、園内には宿泊施設や露天風呂もあります。女性専用のバラとハーブの蒸留温泉は、美容とリフレッシュに最適です。
また、ポプリや押し花、香水などの手作り体験も楽しめます。

【アクセス】JR「由布院」駅から2km。
【TEL】0977-85-4656
【住所】大分県由布市湯布院町 川上佐土原
【料金】高校生以上600円、4歳以上中学生以下400円
【時間】
4月〜10月 9:00〜18:00
11月〜3月 9:00〜17:00
【休日】ー

歴史ある湯布院の神社仏閣

宇奈岐日女(うなぎひめ)神社

画像:wikipedia「宇奈岐日女神社」

宇奈岐日女神社平安時代の歴史書『続日本後紀』に記述が残されているほど古くからある神社です。由布岳の神とされ、人々の信仰を集めてきました。
宇奈岐日女は美しい女神であり、力自慢の醜い巨神、道巨命(みちのおおのみこと)に命じて、湯布院の地を拓かせたという伝説が残されています。神域は樹齢数百年の杉の木におおわれ、深い静けさの中にあります。

【アクセス】JR「由布院」駅から1.6km。
【TEL】0977-84-3200
【住所】大分県由布市湯布院町川上2220
【料金・時間・休日】境内への立入自由(志納)

佛山寺(ぶっさんじ)

画像:wikipedia「佛山寺」

佛山寺康保年間(964年〜968年)に、天台宗の僧、性空が由布岳の山腹で読経すると鳴動する岩があり、その岩で観音像を彫って祀ったのが始まりと伝えられるお寺で、古くから由布岳信仰の拠点として人々の信仰を集めてきました。1596(文禄5)年、地震により倒壊し、再建後は禅宗の一派である臨済宗のお寺となりました。

もともとは宇奈岐日女(うなぎひめ)神社といっしょでしたが、明治時代の神仏分離令により、現在の形となりました。

【アクセス】JR「由布院」駅から1.7km。
【TEL】0977-84-2714
【住所】大分県由布市湯布院町川上1879
【料金】無料
【時間】7:00〜18:00
【休日】無休
【駐車場】小スペース

興禅院

no-image湯布院の田園地帯にある、森に囲まれた臨済宗の禅寺です。南北朝時代の1370(応安3)年、大内義弘の開山と伝えられています。境内はかなり広く、本堂や庫裡、観音堂などが並んでいます。
日本の近代文学の巨星、菊池寛の『恩讐の彼方に』では、真如禅海(しんにょぜんかい)が出家したお寺として描かれています。

【アクセス】JR「由布院」駅から1km。
【TEL】0977-84-2543
【住所】大分県由布市湯布院町川南144-1
【料金】無料
【時間】日中
【休日】無休

湯布院の自然

由布岳

由布岳由布市の東に位置する別府市との境界近くにそびえる、湯布院を象徴する山です。トロイデ型の死火山で、標高は1583m。なだらかな裾野を引く姿の美しさから、別名を豊後富士とも言います。東西ふたつの耳のような峰を突き上げた姿は、古代から「神います山」としてあがめられ、数多くの伝説や物語が残されています。

最高点は西の山頂で、東西のふたつの峰の間に噴煙の絶えた火口跡が残されています。また、西の岳の中腹には「二ツ石」という大きな岩があり、湯布院盆地からもよく見えます。自然が豊かで、春から秋にかけては色とりどりの草花に彩られます。

大分県の名峰の中では、登りやすいこともあって、九重連峰とともに人気があります。正面登山口からのコースでの登山が一般的で、2時間〜2時間半ほどを見ておけばよいでしょう。

【アクセス】JR「由布院」駅から登山口までバスまたはタクシーで約10分。
【TEL】0977-84-3111(由布市役所 湯布院庁舎)
※大雨や地震などで登山規制を行う場合があります。登山前に役所に確認してください。

金鱗湖(きんりんこ)

金鱗湖太古の昔、由布院盆地は全体が大きな湖でした。その残存湖とされているのが金鱗湖で、大分川(由布川)の水源となっています。湖畔には旅館や日帰り温泉もあります。
コイやフナなどがたくさんすんでおり、幕末に儒学者の毛利空桑(くうそう)が、魚の鱗が夕日に映えて金色に輝くのを見て、金鱗湖と名づけたと伝えられています。

【アクセス】JR「由布院」駅から2.3km。
【TEL】0977-84-3111(由布市役所 湯布院庁舎)
【住所】 大分県由布市 湯布院町川上

湯布院のホタル

ホタル湯布院では、初夏の夜、金鱗湖から流れ出す大分川や津江川、湯の坪川など、あちこちでホタルが見られます。とくによく知られている鑑賞スポットは、大分川と湯の坪川の合流地点にかかる、その名も蛍観橋。ピークは6月上旬〜中旬です。

【場所】湯布院各地の水辺。
【TEL】0977-84-3111(由布市役所 湯布院庁舎)
【時期】5月下旬〜7月上旬(ピークは6月上旬〜中旬)
【よく見られる条件】蒸し暑く、風の弱い日。
【ポイント】次のサイトがお勧めです。旅館の人やタクシーの運転手さんに聞くのもよいでしょう。
【HP】湯布院なう「ホタル情報」(湯布院経済新聞)

★下のポイント名をクリックすると、地図の中央に表示されます。★

湯布院温泉  湯平温泉  JR由布駅(観光辻馬車)  九州湯布院民芸村  ゆふいん麦酒館  湯布院ハーブワールド  宇奈岐日女神社  佛山寺  

興禅院  由布岳  金鱗湖  

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