沖縄本島中南部は、西海岸を中心に最高のビーチが並んでいるだけではなく、美しい風景に出会えます。沖縄の暮らしにも触れることができます。

沖縄中南部の景勝地

万座毛

万座毛万座毛は、象の鼻のような形が特徴の、恩納村から東シナ海に向かって突き出す断崖です。サンゴ礁が隆起してできた石灰岩の上は平坦な広場となっており、天然の芝生に覆われています。ちなみに「毛」とは野原を意味し、名前は琉球王国の18世紀前半の王、尚敬が北山巡視の際この地に立ち寄った際、美しい芝生の広場に喜んで、「万人に座せしむべき勝地なる哉」と賛嘆した故事に基づいています。
芝生のほか、オキナワスミレやオキナワマツバボタンなどの生物学上貴重な植物も見られ、植物群落は県の天然記念物に指定されています。断崖の下は深く透き通ったコバルトブルーの海となっており、岩に打ち寄せた波が白く砕けていきます。沖縄を代表するビーチである万座毛ビーチはこのすぐ近くにあり、多くのリゾート客でにぎわいます。

恩納ナビーの歌

尚敬王が万座毛を訪れた際、自由奔放に激しい情念を歌い上げた女流歌人、恩納ナビーが歌った歌があり、石碑が立っています。
<歌>波の声も止まれ 風の声も止まれ 首里天がなし 美御機拝ま
(なむんくいんとぅまり かじぬくいんとぅまり すいてぃんじゃなし みおんきおぅがま)
<意味>波の声も止まれ。風の声も止まれ。首里の王のご機嫌を伺おう。

【アクセス】
◎那覇バスターミナルから20番名護西線、または120番名護西空港線に乗り、「恩納」下車、1km。
◎車で那覇空港から53km。
【TEL】098-966-1200(恩納村役場)
【住所】沖縄県国頭郡恩納村恩納

真栄田(まえだ)岬

真栄田岬サンゴ礁が隆起してできた石灰岩の台地が海に向かって突き出した岬です。海は深い青色で透き通っており、よく見るとサンゴが見えます。岬の上には展望台があり、はるか遠い山原(ヤンバル)の山々や輝く海原を見渡せます。初夏にはヤエヤマノイバラが白い花を咲かせます。海中の「青の洞窟」は人気のダイビングスポットとなっています。

【アクセス】車で那覇空港から50km。
【TEL】098-982-53390(指定管理業者 株式会社まえだ)
【住所】沖縄県国頭郡恩納村真栄田
【HP】沖縄-真栄田岬公式HP

残波岬

残波岬残波岬は読谷村の北西部にある岬で、高さ30〜40mもの断崖が約2kmにわたって続いています。断崖には東シナ海の荒波が打ち寄せ、深い青色の海に泡立つ白のコントラストが映えます。海中の磯は魚類の住処となっており、磯釣りのポイントとしても知られています。岬の上は「残波岬いこいの広場」という施設になっており、レストラン、バーベキュー広場、テニスコートなどがあります。

【アクセス】車で那覇空港から38km。
【TEL】098-958-0038(残波岬いこいの広場)
【住所】沖縄県中頭郡読谷村字宇座1861
【HP】残波岬いこいの広場

沖縄の暮らしや自然に触れるテーマパーク

琉球村

琉球村琉球村は昔の沖縄の生活を現代に伝えるテーマパークです。多幸山の山麓に広がる広い敷地の中に沖縄各所から移築した赤レンガ屋根の古民家が並び、サーターヤーと呼ばれる製糖工場、紅型や藍染、織物の工房などが再現されています。ハブ採り名人がハブの生態を面白おかしく紹介するハブのショーが人気です。

【アクセス】◎那覇から沖縄バス・琉球バス路線の名護行きに乗り、「琉球村前」で下車。
◎車で那覇空港から35km。
【TEL】098-965-1234
【住所】沖縄県国頭郡恩納村字山田1130
【時間】
10月〜6月 8:30〜17:30
7月〜9月 9:00〜18:00
【休日】無休
【HP】琉球村

やちむんの里

やちむんの里やちむんの里は、赤いレンガ屋根の登り窯が印象的な陶芸村です。人間国宝だった金城次郎さんが1972年にこの地に工房を移したのをきっかけに、陶芸家が集まって現在に至ります。沖縄伝統工芸品に指定されている読谷壺屋焼や読谷山焼の窯元とギャラリーが点在し、やちむん(焼き物)を割安で購入できるため、陶芸ファンには見過ごせない場所となっています。やちむんだけでなく、ガラス工房もあります。ちょっとしゃれたカフェで沖縄の自然を満喫しながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

【アクセス】沖縄道沖縄北ICより国道58号線を経由し、喜名交差点より県道12号へ入り、座喜味城跡方面へ住宅街を抜けると、赤い屋根が見える。
【TEL】ー
【住所】沖縄県読谷村座喜味2653-1
【時間】
5月〜10月 9:30〜12:00/13:00〜18:00
11月〜4月 9:30〜12:00/13:00〜17:30
【休日】火曜日、12月30日〜1月3日、お盆、その他不定休
(時間や休日は、工房やショップにより異なる。)

東南植物園

東南植物園広大な敷地内に約1300種類もの熱帯・亜熱帯性の植物が植えられています。ヤシ類やバオバブ、ローソクノキ、ドラゴンフルーツなどの樹々や草花が茂る園内には遊歩道が通り、めぐり歩くことができます。また、トラムカーに乗って、楽々と見てまわることもできます。動物コーナーにはカピパラ、ブタ、ヤギ、サルなどの動物がいて、小さな子どもたちに人気です。その他、釣り堀で魚釣りを楽しむこともできます。金・土・祝日の前日は遅くまで営業し、ライトアップもあります。

【アクセス】沖縄北ICで高速を降り、国道329号を右折して北中城方面へ向かう。県道26号を右折して、案内板に従って進む。
【TEL】098-939-2555
【住所】沖縄県沖縄市知花2146
【時間】
日曜日〜木曜日 9:00〜18:00(最終入園 17:00)
金・土・祝日の前日 9:00〜22:00(最終入園 21:00)
  【休日】無休
【HP】東南植物園

世界遺産に登録された城(グスク)跡

座喜味(ざきみ)城跡

座喜味城跡座喜味城は15世紀初めの築城家として名高い護佐丸(ごさまる)が築いたと伝えられる城です。護佐丸は恩納村の山田城(グスク)の城主でしたが、琉球国王、尚巴志の北山城(今帰仁城)討伐軍に加わったあと、この地に城を移しました。護佐丸は人徳があったため、多くの人々が集まって、山田城の石垣を壊して座喜味城をつくったという伝説もあります。座喜味城跡は、「琉球王国のグスク及び関連遺跡群」のひとつとして、世界文化遺産にも登録されています。

【アクセス】◎那覇のバスターミナルから読谷線または中部線のバスに乗り、「高志保入り口」下車、1.8km。
◎那覇のバスターミナルから読谷線のバスに乗り、「座喜味」下車、1.8km。
◎車で那覇空港から33km。
【TEL】098-958-3141(読谷村歴史民俗資料館)
【時間】見学自由
【休日】無休

勝連(かつれん)城跡

勝連城跡勝連城は琉球王国の基盤が固まっていった時代、国王に最後まで抵抗した按司(あじ/首長)阿麻和利(あまわり)の居城だった城です。全体は石灰岩から切り出した石を積み上げた4つの曲輪(くるわ)から成っています。最も高いところにある一の曲輪にはアーチ型の門があり、守り神と火の神の拝所が置かれていました。二の曲輪には舎利殿がありました。三の曲輪は儀式などを行う場で、神への拝所がありました。また、四の曲輪には南風原御門(はえばるうじょう)と西原御門(にしばるうじょう)というアーチ型の門がありました。阿麻和利は領民に慕われる名君であり、中国や朝鮮半島、東南アジアなどと交易を行い、王家以外の権勢家のことを知る貴重な文化財となっています。

【アクセス】◎那覇のバスターミナルから与勝線(52番)のバスに乗り、「勝連城跡前」下車。
◎おもろまち駅広場から屋慶名おもろまち線(227番)のバスに乗り、「西原」下車、700m。
※ほか各所から「勝連城跡前」や「西原」に停まるバスあり。
◎車で那覇空港から44km。沖縄北ICを降りて、勝連半島へ。
【TEL】098-978-7373(勝連城跡休憩所)
【時間】9:00〜18:00
【休日】無休
【HP】勝連城跡

中城(なかグスク)城跡

中城城跡中城城は勝連半島や知念半島を見下ろす高台に築かれた大型のグスクです。その歴史は14世紀中頃、先中城(さきなかグスク)の按司の初代が中城城の一部を築いたのに始まります。城跡は6つの廓から成りますが、その按司の一族が数世代をかけて、南の郭、西の郭、一の郭、二の郭を築造したようです。
それを元に、築城の名人とされた護佐丸が、1440年、琉球国王の命令を受けて三の郭と北の郭を増築し、完成させました。
その後、時代を経て、黒船に乗ってやってきたペリーが1853年に琉球の探検を行い、その際、中城城跡の調査測量を行いました。「要塞の資材は石灰岩であり、建築は賞賛すべき構造である」という文章と絵が残されています。

【アクセス】車で那覇空港から27km。北中城ICを降りて、県道81号線安谷屋交差点を右折。県道146号線を道なりに進む。
【TEL】098-935-5719(中城城跡共同管理協議会)
【時間】
5月〜9月 8:30〜18:00
10月〜4月 8:30〜17:00
【休日】無休
【HP】中城城跡

東海岸の小島へわたる

海中道路

海中道路沖縄本島中南部の東海岸の沖には、平安座島(へんざじま)、宮城島、伊計島、浜日鹿島(はまひがじま)の4島が浮かんでおり、本島から橋でつながれています。その橋をわたって一番手前の平安座島へ向かう4.7kmの道が海中道路です。
海中道路の両側には青い海が広がり、爽快なドライブコースとなっています。道の中間には展望台があり、また平安座島寄りの地点に「海の駅あやはし館」があります。「海の駅あやはし館」にはレストランもあり、土産物ショッピングを楽しむことができます。

【アクセス】沖縄道の沖縄北ICから15km。
【TEL】098-978-8830(海の駅あやはし館)
【時間】
道路の通行は自由。
海の駅あやはし館は夏季9:00〜19:00、冬季9:00〜18:00。
【休日】無休
【HP】海の駅あやはし館

伊計ビーチ

伊計ビーチ4島のうち一番奥の伊計島のビーチです。青い海に、弧を描いた白い砂浜が面しています。水の透明度は抜群で、マリンスポーツも楽しめます。

【アクセス】沖縄道の沖縄北ICから27km。
【TEL】098-977-8464(伊計島総合開発)
【時間】4月〜10月の9:00〜17:00
【休日】期間中は無休
【HP】伊計ビーチ

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