沖縄本島南部は沖縄戦の中心地となった歴史がある一方、重要な観光スポットにも恵まれています。玉泉洞や植物園、琉球ガラスの里などを訪ねてみましょう。

神秘の鍾乳洞、玉泉洞と魅力的な遺跡・自然

おきなわワールド

玉泉洞おきなわワールドは、玉泉洞、ハブ博物公園、熱帯フルーツ園、琉球王国城下町などから成る、沖縄本島を代表するテーマパークです。その中心となるのは、1967(昭和42)年4月、愛媛大学学術探検部によって発見された玉泉洞。主洞は約30万年前、支洞は約40万年前にできたと推測されており、全長は約5kmに及び、その一部が公開されています。鍾乳石の数は46万本以上もあり、ある場所ではシャンデリアのように、またある場所では滝のように垂れ下がり、その美しさは東洋一とも言われます。国内では山口県の秋芳洞に次ぐ、規模の大きな鍾乳洞です。
沖縄の歴史・文化・自然を丸ごと体験できるのがおきなわワールドの特色で、熱帯フルーツ園では、マンゴー、パパイヤ、ドリアン、パイナップルなど約100種類450本の熱帯果樹が栽培されており、ハブ博物公園では、世界でも有数の毒蛇であるハブのショーを楽しむことができます。また、勇壮な太鼓の音とともに繰り広げられる沖縄伝統の演舞、エイサーは迫力満点です。
お土産売り場は沖縄でも最大級の広さを誇り、バイキング形式のビュッフェもあります。沖縄の地ビールやハブ酒を味わうこともできます。

【アクセス】
◎ゆいレール「旭橋」駅バスターミナルから、琉球バス54番「前川線」または83番「玉泉洞線」に乗り、「玉泉洞前」下車。
◎車で那覇空港から17km。
【TEL】098-949-7421
【住所】沖縄県南城市玉城字前川1336番地
【時間】9:00〜18:00(入園は17:00まで)
【休】年中無休
【HP】おきなわワールド

ガンガラーの谷

ガンガラーの谷ガンがラーの谷は数十万年前までは鍾乳洞だった場所が崩壊してできた峡谷です。森の中に約1kmの長さにわたって遊歩道が設けられており、ガイドに従って歩くことができます。かつて鍾乳洞であったため、あちこちに奇岩が残されています。亜熱帯の植物軍も魅力的です。旧石器時代の人々の居住区であったと考えられ、現在も発掘調査が続いています。

先史沖縄人の謎を解くカギ、サキタリ洞遺跡

ガンガラーの谷の人骨発見現場ガンガラーの谷の中では、旧石器時代の人骨や石器、貝器が発見されています。その一角をサキタリ洞遺跡と言います。沖縄はサンゴ礁に囲まれて土壌の酸性度が低いため、本土より人骨が残りやすく、これまでにも2万年以上前の白保竿根田原(しらほさおねたばる)洞穴(石垣島)の人骨や18000年前の港川人(みなとがわじん/八重瀬町)などが発見されてきました。ただし、道具類はほとんど出土していなかったのに対し、サキタリ洞遺跡では2012年に12000年以上前の人骨と石器がセットで発見され、また、2014年には8000年以上前の縄文時代早期より古い時代の上半身がほぼ残った人骨が出土しています。先史時代の沖縄人について調べて港川人との空白を埋め、本土の縄文人との違いを解き明かす資料となることが期待されています。

【アクセス】
◎ゆいレール「旭橋」駅バスターミナルから、琉球バス54番「前川線」または83番「玉泉洞線」に乗り、「玉泉洞前」下車。
◎車で那覇空港から17km。
※おきなわワールドの向かいに位置しています。
【TEL】098-948-4192(前日までに要予約/受付は9:00〜18:00)
【住所】沖縄県南城市玉城字前川202番地
【ツアー出発時間】10:00、12:00、14:00、16:00(約1時間半)
【休日】無休
【HP】ガンガラーの谷

斎場御嶽(せーふぁーうたぎ)

斎場御嶽斎場御嶽の鐘乳石御嶽とは聖地のことで、斎場御嶽は古くから多くの人々の信仰を集める、沖縄第一の霊場です。琉球王国時代には神の島とされる久高島から白砂を運び入れ、最高の女神官、聞得大君(きこえおおきみ)の即位式である御新下り(うあらうい)の式典が行われていました。その際は、琉球王国の官人たちと沖縄全島のノロ(巫女)が集まって賑わったと伝えられています。現在でも東御廻い(あがりうまーい)という巡拝で訪れる人がいます。
斎場御嶽の中には石灰岩の奇岩が多く、丘の上にあるためはるかな海を見下ろして、美しい眺望を楽しむことができます。
なお、沖縄県の名勝、国の史跡に指定されるとともに、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして、世界文化遺産に登録されています。

【アクセス】車で那覇空港から28km。
【TEL】098-949-1899(南城市地域物産館)
※入場チケットは現地から約500m離れた南城市地域物産館で販売しています。現地に緑の館・セーファという案内館がありますが、そこでは購入できないので、注意してください。
【住所】沖縄県南城市知念字久手堅地内
【時間
3月〜10月 9:00〜18:00(最終入館17:30)
11月〜2月 9:00〜17:30(最終入館17:00)
※チケット販売は、3月〜10月は17:15まで、11月〜2月は16:45まで)
【休日】無休
【HP】斎場御嶽

琉球ガラス村

琉球ガラス沖縄県を代表する工芸品のひとつに琉球ガラスがあります。戦後、アメリカ軍の基地から捨てられたビールやコーラ、ジュース類のびんを材料としてつくられたのが始まりですが、色とりどりのガラスが美しく、人気定番の土産物となりました。色も青、紫、緑、赤、オレンジなど多彩で、気泡が入っているのも面白みがあります。その琉球ガラスをつくっている最大の工房が、琉球ガラス村です。
琉球ガラス村ではたくさんの器やランプなどの工芸品の中から気に入る品物を選べるのはもちろん、琉球ガラスをつくる体験をすることもできます。ひめゆりの塔からは比較的近いので、立ち寄ると楽しいです。

【アクセス】
◎那覇バスターミナルから89番糸満(高良)線に乗って糸満バスターミナルまで行き、82番玉泉洞糸満線または108番南部循環線に乗り換え、「波平入り口」下車すぐ。
◎車で那覇空港から15km。ひめゆりの塔から1.5km。
【TEL】098-997-4784
【住所】沖縄県糸満市字福地169番地
【時間】9:00〜18:00(工場見学は17:30まで)
【休日】無休
【HP】琉球ガラス村

奥武島(おうじま)

奥武島南城市の海上に位置する、周囲1.6kmの小さな島です。長さ150mの橋で結ばれているだけなので、気軽にわたって離島への旅気分を味わうことができます。名物はイカ、マグロ、近海魚、野菜などの沖縄てんぷら。ふわっとした衣が特徴です。

【アクセス】車でおきなわワールドから4.5km、平和祈念公園から9km、新原ビーチから4.5km。
【住所】沖縄県島尻郡玉城村奥武
【HP】南城市観光協会

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