肥前佐賀藩は、幕末、西洋の技術をいち早く取り入れた鍋島直正の居城があり、江藤新平・大隈重信・大木喬任らを輩出した先進的な藩。多くの史跡やミュージアムが集まっています。

▼地図は一番下にあります。

★料金・時間・休日などについては変更されることがあります。必ず公式HPまたは自治体のサイトで確認してください。
★入場・入館時間は、多くの場合、終了30分前までです。
★アクセス方法については、比較的わかりやすいものを掲載しています。ほかにもルートがある場合があります。

佐賀城跡の周辺

佐賀城跡

写真出典 Y氏は暇人「江戸から続く佐賀の中心地 佐賀城の見どころ」

佐賀城佐賀城は、佐賀藩主であった鍋島氏の居城です。

室町時代末期に龍造寺氏が築き、江戸時代初期に鍋島直茂・勝茂の2代が大改修し、五層の天守閣が威容を誇っていました。

1874(明治7)年の佐賀の乱の際に兵火によって消失し、天守閣などはありません。現在、周辺は公園となり、残った鯱(しゃち)の門や続櫓(つづきやぐら)などが、往時をしのばせます。

鯱の門と続櫓は、国の重要文化財となっています。
堀のまわりにはクスノキの巨木が茂っています。昔は松の木とともに堀の内部を覆い隠すように繁茂していたため、佐賀城は葉隠城とも呼ばれていました。

【アクセス】
◎JR「佐賀」駅前からバスに乗り、「佐賀城跡」下車。
◎JR「佐賀」駅から2.2km。
【TEL】0952-40-7110(佐賀市観光振興課)
【住所】佐賀県佐賀市城内2-18-1
【料金・時間・休日】見学自由
【駐車場】10台(無料)

佐賀城本丸歴史館

写真出典 Y氏は暇人「江戸から続く佐賀の中心地 佐賀城の見どころ」

佐賀城本丸歴史館佐賀城の本丸御殿を再建して、ミュージアムとしたものです。全国でも先駆けて日本の近代化に貢献した佐賀藩について、展示を行っています。

とくに安土桃山期から明治維新にかけてとても充実し、鍋島家や近代の佐賀県の偉人などについて、詳しくわかります。

【アクセス】
◎JR「佐賀」駅前からバスに乗り、「佐賀城跡」下車。
◎JR「佐賀」駅から2.2km。
(佐賀城跡と同じ。)
【TEL】0952-41-7550
【住所】佐賀県佐賀市城内2-18-1
【料金】無料
【時間】9:30〜18:00
【休日】12月29日〜12月31日
【駐車場】100台
【HP】佐賀城本丸歴史館

佐賀県立博物館・美術館

写真出典 wikipedia「佐賀県立博物館」

佐賀県立博物館有明海の漁撈道具佐賀県立博物館は、1970(昭和45)年、明治百年記念事業としてつくられた博物館です。吉野ヶ里遺跡をはじめ、佐賀県内から出土した考古学資料や、有明海の漁労用具などの民俗資料を展示しています。
美術館は、博物館の近代美術工芸部門が独立したもので、近現代の絵画・彫刻・工芸などを展示しています。
百武兼行、久米桂一郎、岡田三郎助、十二代柿右衛門など佐賀出身の芸術家や工芸家の作品が充実しています。

佐賀県立博物館佐賀県立博物館と美術館は兄弟館で、博物館では佐賀県内から出土した考古学資料や、有明海の漁労用具などの民俗資料を展示しています。
美術館では近現代の絵画・彫刻・工芸などを展示しています。

【アクセス】JR「佐賀」駅から2.2km。
【TEL】0952-24-3947
【住所】佐賀県佐賀市城内1-15-23
【料金】無料(企画展は除く)
【時間】9:30〜18:00
【休日】月曜日 (祝日の場合は翌日)、12月29日〜31日、その他臨時休館あり。
【HP】佐賀県立博物館・美術館

佐賀県庁展望ホール

写真出典 風来坊に成りたい「佐賀県庁展望ホール」

佐賀県庁展望ホール佐賀県庁最上階にあり、地上50mの高さから360度、佐賀市街はもちろん、雲仙普賢岳までのぞむことができます。
アート性の高い映像プロジェクションマッピングは、東京駅などを手掛けたNAKEDの作品で、見事です。

レストランでは、眼下に広がる景色を眺めながら食事を楽しめます。

【アクセス】
◎JR「佐賀」駅から1.8km。
◎JR「佐賀」駅前からバスに乗り、「県庁前」下車すぐ。
※県庁新行政棟東側の展望ホール専用エレベーターで上がる。
【TEL】0952-24-2111(佐賀県庁代表)
【住所】佐賀市城内1-1-59
【料金】無料
【時間】
◎平日 8:30〜22:00
◎土曜日 10:00〜22:00
◎日曜日・祝日 10:00〜21:00
【駐車場】あり

鍋島緞通(だんつう)吉島家

写真出典:公式サイト画面画像

鍋島緞通吉島家300年の歴史を誇る日本最古の緞通の名品、鍋島緞通に関するミュージアム兼ショールームです。伝統の重みを感じる見事な緞通が、常時50〜60点展示されています。

緞通はペルシャ絨毯が中国にもたらされ、中国でつくられるようになった高級絨毯です。毛足が短いペルシャ絨毯に対し、緞通は毛足が長いのが特徴です。鍋島緞通は、堺緞通(大阪)、赤穂緞通(兵庫)と並ぶ日本三大緞通のひとつとなっています。

【アクセス】
◎JR「佐賀」駅前からバスに乗り、「佐賀城跡」下車。
◎JR「佐賀」駅から2km。
【TEL】0952-24-0778
【住所】佐賀県佐賀市赤松町1-28
【料金】無料
【時間】10:00〜18:00
【休日】鍋島緞通吉島家に要問い合わせ。
【駐車場】あり
【HP】鍋島緞通吉島家

徴古館

写真出典 雲の如く 水の如く「徴古館」

徴古館江戸時代に佐賀藩の藩主だった鍋島家の第12代鍋島直映氏により、昭和初期に創設された佐賀県内初の博物館です。企画展開催時のみ開館しています。

現代の様々なミュージアムに慣れた目で見るとスペースは小規模ですが、貴重な鍋島家伝来の歴史資料・美術工芸品を展示しています。
建物は国の有形文化財なので、閉館時でも他の観光名所をまわりがてら見てくるとよいでしょう。

【アクセス】JR「佐賀」駅から1.7km。
◎JR「佐賀」駅前からバスに乗り、「県庁前」下車、400m。
【TEL】0952-23-4200
【住所】佐賀県佐賀市松原2-5-22
【料金】300円(小学生以下は無料)
【時間】9:30〜16:00
【開館期間】企画展開催期間中の平日および土曜日のみ開館。
【駐車場】10台(無料)
【HP】徴古館

佐嘉(さが)神社

写真出典 wikipedia「佐嘉神社」

佐嘉神社幕末の名君 鍋島直正を祀っています。1933(昭和8)年の創建です。

鍋島直正は佐賀藩第10代の藩主で、号を閑叟(かんそう)といいます。
幕末の変動期にいち早く西洋文明を取り入れ、兵制を改革し、反射炉をつくって大砲を鋳造しました。また、蘭学を奨励して、科学・化学・医学の発達を促し、息子の淳一郎に日本で初めて種痘の予防接種を受けさせました。
淳一郎はのちに直大(なおひろ)と名乗り、佐賀藩最後の藩主となって殖産興業に努めました。佐嘉神社に合祀されています。

【アクセス】JR「佐賀」駅から1.8km。
【TEL】0952-24-9195
【住所】佐賀県佐賀市松原2-10-43
【料金】拝観無料
【時間】5:00〜日没
【休日】なし
【HP】佐嘉神社

佐賀市歴史民俗館

写真出典 wikipedia「佐賀市歴史民俗館」

旧古賀家近代の洋風建築様式を今に伝える、複数の歴史的建物群です。外観にも内部の部屋にも、歴史的な重みと明治・大正の雰囲気が感じられます。

写真は旧古賀家。NHKの朝ドラや大河ドラマでたまに描かれる、近代日本の銀行のようなイメージです。

【建物群】
旧古賀家:銀行の前身である両替商の、大正時代の洋風建築です。
旧牛島家:佐賀の旧城下町でもっとも古い町家を移築・復元したもの。
旧三省銀行:明治初期の銀行の面影が残っています。
旧福田家:大正時代の近代的和風建築の粋を集めたもの。
旧森永家:かつてタバコ製造や呉服販売で財を成した家です。
旧久富家:履物問屋久富商店の邸跡です。

【アクセス】JR「佐賀」駅から2km。
【TEL】0952-22-6849
【住所】佐賀県佐賀市柳町2-9
【料金】無料
【時間】9:00〜17:00
【休日】月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、資料整理期間など
【駐車場】50台(大型バス不可)

大隈記念館

写真出典 佐賀市「大隈記念館・大隈重信旧宅(生家)」

大隈記念館大隈記念館佐賀出身で、明治政府の参議となり、のち下野して立憲改進党総裁。内閣総理大臣として政界を背負い、東京専門学校(現在の早稲田大学)を創立した大隈重信の業績を紹介するミュージアムです。

大隈重信の遺品が数多く展示され、その生涯についてパネルやビデオでわかりやすく展示されています。

隣接して、大隈重信の生家があります。

【アクセス】JR「佐賀」駅から3km。
【TEL】0952-23-2891
【住所】佐賀市水ヶ江2-11-11
【料金】大人300円、小・中学生150円
【時間】9:00〜17:00(入館は16:30まで)
【休日】年末年始(12月29日〜1月3日)
【HP】大隈記念館

伊勢神社

写真出典 東京絵の具「伊勢神社/佐賀市」

伊勢神社全国で唯一、伊勢神宮の分霊を祀っている神社です。地元では「大神宮さん」と呼ばれて、親しまれています。

内宮と外宮があって距離が少し離れていますが、 バスに乗って行き来できます。

【アクセス】JR「佐賀」駅から2km。
【TEL】0952-23-4221
【住所】佐賀県佐賀市伊勢9-8
【料金・時間・休日】参拝自由
【駐車場】あり
【HP】伊勢神社

南へ足を延ばして

佐野常民記念館

写真出典 blog筑後川・川の駅「佐野常民記念館の概要」

佐野常民記念館佐野常民は西南戦争の際に博愛社を設立して、薩摩軍と官軍の区別なく負傷した人々を助けた人物で、博愛社は現在の日本赤十字社の基となりました。
歴史的資料や遺品をはじめ、佐賀藩が海軍の教育や洋式船の運用を行った佐賀藩三重津海軍所の立体模型などを展示しています。

赤十字社の創立者アンリ・デュナンと佐野常民はパリで出会った!?

パリで1867 年に万国博覧会が開かれたとき、江戸幕府と佐賀藩と薩摩藩は、視察団を派遣しました。このとき佐賀藩のメンバーの一人に佐野常民がいました。
使節団にとってはガス灯や機械などの西洋文明が驚きの的だったせいか、会場には赤十字社のコーナーもありましたが、それについての感想は残されていません。しかし、アンリ・デュナンの手紙には「パリで日本の代表に会いました」という記述があり、また、敵味方の区別なく人命を救う博愛社の活動は赤十字社ととてもよく似ています。
佐野常民がアンリ・デュナンと話をして、その影響を受けた可能性はあるかもしれません。

【アクセス】
◎JR「佐賀」駅から9.7km。
◎JR「佐賀」駅前からバスに乗り、「佐野常民記念館入口」下車(約40分)。
【TEL】0952-34-9455
【住所】佐賀県佐賀市川副町大字早津江津446-1
【料金】展示室:18歳以上300円、小・中・高校生100円。
【時間】9:00〜17:00(展示室)
【休日】月曜日 (祝日の場合は翌日)、12月29日〜31日、その他臨時休館あり。
【HP】佐野常民記念館

シチメンソウ群落(干潟よか公園)

写真出典 yoshinobunakamura’s diary「シチメンソウの里 干潟よか公園に行ってきました。」

シチメンソウ群落シチメンソウはアカザ科の植物で、塩水に耐える塩生植物です。秋には紅葉のように赤くなり、あたり一面を真っ赤な絨毯のように染め上げる光景は、有明海独特の風物詩となっています。見頃は、11月上旬〜中旬です(年によって異なります)。

【アクセス】JR「佐賀」駅から12km。
【TEL】0952-45-5366
【住所】佐賀県佐賀市東与賀町大字下古賀2885-2 干潟よか公園
【料金】無料
【時間】9:00〜17:00
【休日】月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
【駐車場】217台

北へ足を延ばして

與止日女(よどひめ)神社

写真出典 wikipedia「與止日女神社」

與止日女神社『肥前国風土記』によると、古代の欽明天皇の時代に與止姫の神が鎮座したと伝えられています。赤い官人橋のたもとにあり、規模は大きくはありませんが、雰囲気のある神社です。

5月の子どもの日の前には、周辺でたくさんの鯉のぼりが泳ぎ、とくによい光景となります。

【アクセス】JR「佐賀」駅から8.4km。
【TEL】0952-62-5705
【住所】佐賀県佐賀市大和町大字川上1-1
【料金・時間・休日】参拝自由
【HP】與止日女神社

三瀬そば街道

写真出典 食べログ「三瀬そば」

三瀬そば佐賀県の中でも福岡寄りに位置する三瀬高原の道路沿いには、お蕎麦屋さんが点々と続いています。どの店で食べても、上質でおいしいと評判です。お店情報は三瀬高原の公式サイトから。

【アクセス】JR「佐賀」駅から20〜27km前後。
【HP】三瀬高原「そば店一覧」

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